私の魔法【REBORN！】 (ページ17)

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先程の出来事には大きな疑問が残った。
部屋へ戻って1人で考えることにした。

マーモンを見て、飛びたいと思ったら飛べた。

簡単に言えばこういうことだろう。
だがしかし私の頭ではよく分からず何十分も考えた。

何十分も考えたのに思いつかず諦めてベッドに潜った。

『(飛びたい…)』

同じように考えてみると先程と同じような浮遊感が来た。
混乱はしたものの2回目なためすぐに冷静になった。

先程よりも天井が低い部屋なのであっという間に天井が目と鼻の先だった。危ない、と瞬間にはもう既にぶつかっていた。

『いった…！』

降りる為”降りたい”と念じると同じように浮遊感が無くなり落ちていった。下にはベッドがあったので安心して落ちていった。

『思ったことが叶うってこと…？』

パズルにピースが嵌った感じだった。

他のことも実践しようと思ったが、いきなり眠気が私を襲い、眠ってしまった。

｢____ろ！起きろ！！！｣

『んん…』

『うるさぃ…』

キーンと鳴る耳を押えながら、時計を見ると8の字を指していた。

『！？』

今日からご飯は幹部に混ざって食べることになっていた。
もう既に他のメンバーは食べてしまっただろうか。

『スクアーロ！ご飯食べた？』

ｽｸ｢八ッ。まだ誰も食べちゃいねーよ。来るか？｣

抱っこを示唆するように両手を出した。
まだ私も7歳だ。甘えてもいいよね？

『ありがと…』

洗面所に連れてこられ、顔を洗ったりした後ご飯を食べるリビングまで連れて行ってもらった。

『おはよ、ごめんね。』

私がリビングに顔を出すと待ってたと言わんばかりの顔がずらりと並んでいた。

ﾍﾞﾙ｢おせーよ、A。お腹すいたんだけど。｣

『ふふ、ごめんね。』

スクアーロに私の席まで連れてってもらった。隣はベルとマーモン、真正面がスクアーロ。
私のために用意してくれた席がとっても嬉しかった。

ｽｸ｢伏せとけ、A。｣

『？？？』