#13 ページ13
＊
岸に聞いたけど知らないみたい＞
誰だったんだろうね？＞
＜そっか、聞いてくれてありがと！
＜岸くんにもよろしくお伝えくださいませ
岸はいいよ、岸は！笑＞
美勇人くんも探してくれたけど、
結局へたっぴジングルベルの正体は分からず。
そりゃあそうだよね、
そんな簡単に奇跡は降ってくるもんじゃないし。
窓から見える外の街並みは、
イルミネーションがきらきらして。
今日はお客さんとして来たバイト先も、
全面にクリスマスの飾り付けがしてある。
あ、あそこのリース、1つ増えてる！
店長、また新しいの買ったのかなあ。
「いいよねー、みんなさ。
わたしも彼氏にプレゼント選んだりしたいな！」
ポテトを突っつきながら、しーちゃんが呟く。
しーちゃんもわたしと同じで、
美帆たちの話を羨ましく思ってる側の女の子だ。
「静香ちゃん、めっちゃ彼氏いそうやのになあ」
「それ、廉くんにだけは言われたくない！
廉くんだって彼女いそうなのに、ねえ？」
「俺は作らんだけやもん。なあ、A？」
『...こういうのがむかつくんだけど、
本当だから否定できないのが嫌だよね！』
「へへ、どうもありがとうございまーす」
廉は「サービスです♡」って生ハムを置いて、
ひらひら手を振ってカウンターへ戻って。
目が合うと、奥からウインクが飛んでくる。
今日はお客さんも少ないから、
きっとまたわたしたちのテーブルにやってきては
ちょっかいをかけてくるんだろうなあ。
...って、わたしはバイトもないのに、
今日もまたこんなところにいていいの！？
＊
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りり(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！嬉しいです。ゆっくりとですが、完結まで更新頑張りますので引き続きよろしくお願いします！ (2018年12月24日 21時) (
レス) id: 6193b7c26e (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - とってもおもしろいです！更新楽しみにしてます(^o^) (2018年12月20日 19時) (携帯から) (レス) id: cdcc880021 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 紗南さん» コメントありがとうございます。そんな風に言って頂けて光栄です（＾Ｏ＾）ゆっくりですが、更新頑張ります！今後もよろしくお願いします。 (2018年1月22日 19時) (レス) id: 065cfa3c4f (このIDを非表示/違反報告)
紗南(プロフ) - 今1番好きな小説です！更新楽しみにしてます！！ (2018年1月22日 16時) (レス) id: 25b5ad77e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2017年12月22日 12時
