お庭へ ページ47
━━━ピコ、ピコピコッ
ゲーム音が響く。
━━━ピコピコピコピコッ!
対応するようにもう1台の方からゲーム音が鳴る。
━━━ピコッピコピコ!
ゲーム音。
━━━ピコピコピコピコピコッ!
競うようにゲーム音。
━━━ピコピコ!
━━━ピコピコッピコ!
━━━ピコピコピコピコッ!
ゲーム音。ゲーム音。ゲーム音。
そして。
マット
「勝ったぁぁあ!!」
A
「っ負けたぁ!!後3点だったのに〜。」
私のゲーム機の画面にはデカデカとLoseの文字が。
今は、マットとシューティングゲームをしていて、私が負けたところだ。
私が負けるなんて…っ!!
私はこっそり唇を噛み締める。
マット
「凄いねーこんな短時間で上達するなんて。じゃあ次は何で」
リンダ
「Aいるー?」ガチャ
マットの「何で勝負する?」という言葉を遮り、リンダが入ってくる。
A
「はーい、いるよ。」
リンダ
「さっきぶりー!あのね、今から庭に行かない?ずっと夜空の絵を描きたくて。1人だと怖いからさ!」
スケッチブックをこちらに見せて微笑むリンダ。
これが可愛さ溢れるロリの笑顔か←
私が椅子から降りてリンダのところに向かおうとすると、急にグイッと後ろに引っ張られる。
え、何!?
ニア
「待って下さい。」
どうやらニアが服を引っ張ったらしい。
彼が柄にもないことをするので少しビックリ。
A
「どうしたの?あ、ニアも行きたいとか?」
いや、さすがにそれはないか。
私の声には答えず、私をソファーに座らせるニア。
え?え?これから何が始まるの?
私たち3人はニアの行動が全然理解できず、頭の上に?だらけである。
ニアは無言で何も言わないし。
A
「ちょっとニア、何するの?庭に行きたいんだけど。用事がないならもう行くよ?」
そろそろイライラしてきた私に向かってニアは一言。
ニア
「駄目です。」
と。
56人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤砂晋助(プロフ) - 申し訳ないのですが、リンダは茶髪茶色い目なのです....... (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 私中国語勉強してるんで、少しなら中国語分かります! (2019年8月1日 23時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - yuさん» ありがとうございます!お話は私の妄想と下心を詰め込みました(( (2015年10月1日 17時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 話とっっても面白いです!忙しいかもしれませんがこれからも頑張ってください! (2015年10月1日 17時) (レス) id: 6d5f1a5702 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めぐるさん» はじめまして~。いつも見てくださりありがとうございます!テスト頑張って来ます! (2015年9月27日 10時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モモ | 作成日時:2015年9月3日 20時