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一体あの子は。 ページ44

ニア
「メロに勝つってあなた…単語は覚えられたんですか?」

A
「一応、全部覚えたよ。所々忘れてるかもだけど。」

するとニアは驚きを隠せないような顔をする。
いやどこまで私のこと見下してんのよ?

マット
「あー、さっきの分厚い本?どれどれー」

マットが私の持ってる本をとる。
と、またまた驚きの表情。

え、なにそれ流行ってんの?
(※流行ってません)
私もやった方が良い系?

天才たちの流行が私には分からないわ。
(※流行ってません)

マット
「嘘、この本全部覚えたの?この本って━」

ニア
「じゃあ次は簡単な文法からやっていきましょう。」

マットがこの本について何かを言おうとしたが、ニアがマットの言葉を遮ったせいでよく聞き取れない。
この本が何か…?
しかしニアが文法の説明をし始めてしまうので、慌てて意識をそちらに向ける。
マットは遮るなよ、と隣で頬を膨らまして拗ねている。

A
「文法?いよいよ英語っぽくなってきたね!あ、でもちょっと水飲んでくるわ。家具運んで動いたら喉乾いちゃって。」

いざ勉強をしようとすると、他にやることが出てくる、お決まりのパターン。

ニア
「分かりました。」





Aが部屋を出た後。

マット
「ねぇ、ニア。あの本ってさ…。」

ニア
「気づきましたかマット。遮って悪かったですね。」

マット
「うん、いや、それはいいんだけど…。あれ俺たちでも苦戦するレベルの単語帳だよね?」

ニア
「LがAは記憶力が良いというので、試してみました。全部覚えるとは…たいしたヤツです。」

マット
「Lに会ったの!?」

ニア
「メールです。」

マット
「あぁ、そう…。てか全部覚えたって…。食堂でAがあの本見てて、まさかとは思ったんだけど。」

ニア
「普通に一晩で覚えました。」

マット
「一体何物なんだろう。Lの妹とか?」

ニア
「流石にそれはないでしょう。」

マット
「だよねぇ。」

2人は同じ方向に首を傾げた。



━━━ガチャ。

ドアが開き、2人の予想していた人物が入ってくる。
喉が潤ったのか、絶好調と言う感じで。

A
「お待たせー((ニコニコ」

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赤砂晋助(プロフ) - 申し訳ないのですが、リンダは茶髪茶色い目なのです....... (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 私中国語勉強してるんで、少しなら中国語分かります! (2019年8月1日 23時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - yuさん» ありがとうございます!お話は私の妄想と下心を詰め込みました(( (2015年10月1日 17時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 話とっっても面白いです!忙しいかもしれませんがこれからも頑張ってください! (2015年10月1日 17時) (レス) id: 6d5f1a5702 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めぐるさん» はじめまして~。いつも見てくださりありがとうございます!テスト頑張って来ます! (2015年9月27日 10時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モモ | 作成日時:2015年9月3日 20時

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