ニアがいないんですけど。 ページ34
なんだかんだで倉庫に到着。
ガラッと勢いよくドアを開けるとそこは、
A
「うぉぉぉお!」
宝の山、山、山。
A
「すごーい!ココにある物、全部好きに持ち出していいやつ?」
ニア
「はい。」
A
「でもさ、どうやって運ぶの?」
ニア
「そこについては心配要りません。台車を持って来ました。」
徐に自分の背後から台車を取り出すニア。
いや、ココに来るとき絶対そんなの持って無かったよね?
何この都合のいい感じ!?
A
「この中から選ぶのかぁ。迷っちゃう。」
私は宝の山達を見る。
アンティークで高そうな家具や置物がわちゃっと置いてある。
その中で特に目を引いた品。
それは、
A
「ねぇニア!これ!まずこれにする!」
アンティークな作りの時計だった。
ニア
「時計?椅子とか選ばないんですか?」
A
「それは後で選ぶよ!まずはあの時計が先なの!」
私は倉庫の奥に1人でいる時計ちゃんの所に駆け寄る。
数字はローマ数字で、針は金色。
振り子も着いているしっかりした時計。
この時計の虜となった私は目を輝かせ時計をそっととる。
壊さないように、慎重に慎重に。
取り敢えずニアの台車に置く。
A
「よーし!次はソファーとテーブルかな。」
こちらも選ぶのにそんなに時間はかからなかった。
結局ソファーとテーブルがセットのやつにした。
そしてこちらもアンティーク。
相変わらずお素敵な作りで((
A
「でもこれ、運べるかなぁ。ニア、2回に分けた方がいいかも。」
目は家具を見たまま後ろにいる、いや、“いるはずの”ニアに呼び掛ける。
が。
…しーん。
A
「ちょっとニア?」
返事がないのでどうしたのかと思いクルリと振り返ると。
A
「ニア?どこにいるの?」
そこにはニアがいなかった。
え、え、え!?
状況が全く掴めないんですけど!?
次回!
かくれんぼ!?(嘘です)
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赤砂晋助(プロフ) - 申し訳ないのですが、リンダは茶髪茶色い目なのです....... (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 私中国語勉強してるんで、少しなら中国語分かります! (2019年8月1日 23時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - yuさん» ありがとうございます!お話は私の妄想と下心を詰め込みました(( (2015年10月1日 17時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 話とっっても面白いです!忙しいかもしれませんがこれからも頑張ってください! (2015年10月1日 17時) (レス) id: 6d5f1a5702 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めぐるさん» はじめまして~。いつも見てくださりありがとうございます!テスト頑張って来ます! (2015年9月27日 10時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モモ | 作成日時:2015年9月3日 20時