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羽弥────
朝起きて郵便を見ると見慣れた封筒があった
『来てた!』
ワクワクした気分で部屋に戻り封筒の封を切る
そして中から手紙を取り出し内容を見る
【羽弥へ】
【今月中に新しい小説が出る】
【《モルグ街の殺人》《黒猫》と言う題名】
【見たら羽弥の感想聞きたい】
【あと、日本へ行くかもしれない。】
【その時は羽弥と会ってみたい】
『ええ!?』
『日本へ・・・行くかもしれない?私に・・・あってみたい?』
嬉しさと驚きで日本語が出てこなくなる
意味不明な声を出し隣の人に怒られる
一旦気持ちを落ち着かせ深呼吸をして再度手紙を読み直す
2冊の小説は予約しておくとして・・・
日本に・・・来るかもしれない?
嬉しくて思わずニヤニヤしてしまう
ダメだ!これから仕事なのに!
気合い入れにほっぺたを叩いてもヒリヒリと痛むだけでニヤニヤは収まらない
『早く・・・会いたいなぁ・・・』
朝日の空に独り言は溶け込んだ
────────
────ポオ
遂にギルドとして動くことになった
本国を出発するべく集合場所の港に来ると────
ポオ「・・・・・・・・・・・・嘘であるか?」
思わず唖然とするほどの人数が黙々と大型豪華フェリーに荷物を運び入れていた
吾輩の肩でカールがキーキーと鳴く
オルコット「あ、あの・・・」
ポオ「!!・・・・・・わ、吾輩は・・・」
突然話しかけられて怯えるように後ろを振り向くと自分より低い吾輩と同じくらいオドオドしている人がいた
オルコット「ポオ様ですか・・・?」
ポオ「そ、そうであるが・・・」
オルコット「良かった!私はルイーザ・メイ・オルコット お待ちしておりました。中へどうぞ」
オルコットさん?に誘導され面々が揃う一室に集められた
────
・・・・・・吾輩 生きていけないような気がする・・・
フイッツジェラルド様が皆に予定を話し各部屋へ戻るように言う
この後ルーシーモンゴメリと一人の構成員と共にフィッツジェラルド様は探偵社へ行くらしい
吾輩は厄介な異能力を持つ乱歩くん対の小説を書き直すべく部屋に閉じこもる
そう思って踵を返した時一人の構成員が吾輩の元に来た
構成員「あの。ポオ様でしょうか?」
ポオ「そ、そうであるが・・・?」
構成員「これが届いておりました」
そう言われ見慣れた封筒が渡された
その手紙は紛れもなく羽弥のだった
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ヒメ* - ポオくんが大好きです!!!!!!!!! (2017年4月3日 15時) (レス) id: 0b829959dd (このIDを非表示/違反報告)
盧飢蘆@チェシャ猫(プロフ) - 湖上の小雪さん» うわわ!見てもらえたのですか??ポオくんと乱歩くんのでしたらそーです!拙い絵ですがおほめいただきこうえいです!! (2017年3月5日 9時) (レス) id: 9cae281e88 (このIDを非表示/違反報告)
湖上の小雪 - そういえばpixivにイラスト上げてました?違ったらごめんなさい!!とても素敵な絵でした!! (2017年2月28日 19時) (レス) id: dc036074a7 (このIDを非表示/違反報告)
湖上の小雪 - このような物です→http://uranai.nosv.org/u.php/event/poe_kon/ 返信2か月後とかもう本当にごめんなさい!(>_<) 何か書いて頂けたら本当に光栄です!無理を承知ですので、スルーしていただいても一向に構いません!! (2017年2月28日 19時) (レス) id: dc036074a7 (このIDを非表示/違反報告)
盧飢蘆@チェシャ猫(プロフ) - 湖上の小雪さん» ど、どのようなものなんでしょうか? (2016年12月30日 15時) (レス) id: cfda2cb118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:盧飢蘆 x他1人 | 作成日時:2016年10月2日 23時