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［ Z.H side ］
『ハオ、おはよ〜』
「A、おはよう」
俺とAは同じ大学3年の同じ学科である。
「昨日はめぼしい人いた？」
『知らない人が拾ってくれた〜』
「そう」
これは俺とAの日常会話だ。
Aが色んな人と関係を持ってるのを知ってるし、俺もその関係の1人である。
「今日は俺空いてるけどどう？」
『うん、いいよ』
「良かった」
『そういえば前回の授業で分からないところあったんだけどさ───…………』
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彼女はモテる。
周りの人より上品な顔立ち。
それに加えて彼女の欠点すら男にとって都合が良い。
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彼女にそんな異名がつき始めたのは2年のはじめ。
ほとんど女子と話さない彼女はそれ以前から少し煙たがられていた。
そんな彼女を見兼ねた訳では無いが、グループで取り組む課題があり、初めて会話をした。
『初めまして、Aです。よろしくお願いします』
「ジャンハオです。よろしくお願いします」
まるで小さいながらも美しい花のような彼女に、同じグループの男子はみな感嘆していた。
それに比べて男子を奪われて悔しいのか、彼女以外の女子は少し不満そうに別で話している。
確かに少し同情してしまう部分もあった。
俺たちのグループはいわゆるカーストが上のほうの男子が多かったがそのほとんどが彼女に話しかけていたからだ。
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それ以降、話すこともなく過ぎるかと思いきや、俺と彼女はグループのリーダー・書記となり話す機会はむしろ増えて言った。
他愛もない話をしていく内に異名について聞くことがあった。
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『あ〜〜。あの''男あそび''っていう噂？』
「やっぱり気付いてたんだ」
『うん』
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『だって本当だもん』
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nkaiko3960(プロフ) - 毎日この作品のために頑張ってました〜！！最高に面白かったです！ありがとうございました！ (8月13日 2時) (
レス) @page40 id: f54eab6d8a (このIDを非表示/違反報告)
そあ - ハンビンペンなのに浮気しそう… (8月4日 13時) (レス) @page12 id: 034e6a45ed (このIDを非表示/違反報告)
ジェイチャン(プロフ) - うわ、今回やばいです大好きすぎます、通知くるたびに気持ち悪い声が出てしまいます。どうしてくれるんですかありがとうございます。 (7月15日 22時) (レス) @page22 id: 84bc9dfe5c (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - 毎日更新されてるか確認してワクワクドキドキして楽しみにしてます (7月15日 14時) (レス) id: a9e29a54b8 (このIDを非表示/違反報告)
！？(プロフ) - まって最新話めっちゃニヤニヤして読んでました 応援してますw (6月28日 22時) (レス) @page10 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜。 | 作成日時：2023年6月23日 17時
