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50話 ページ25

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ふわぁ、と欠伸を漏らす



「おっ、そこの綺麗な嬢ちゃん!アイスとか要らねェかい?」



『ん?あ、私?』



綺麗な嬢ちゃんって…汗



『じゃ、貰う』



「あいよ!」



受け取って食べる



甘ェ、そしてうめぇ

とか思ってると急に口を抑えられた



『んんっ…!』



人攫い?何でもいい、非力だと思ったら大間違い



でもって面倒事に巻き込まれるの絶対やだ



後ろにいる奴の足を思いっ切り踏み、力が緩んだ瞬間に鉄パイプを手に取ってついでにそいつを殴る



『っぷは、、』



てか人数多いな面倒臭い



「大人しく捕まっとけお嬢ちゃん」



「痛い目合うぜ?へへへ…」



やだ、嫌い、こーゆー奴ら



『いいからかかってきなよ』



___口ほどにもないってこの事だな、うん



鉄パイプを背に戻して残してたやつに銃口を向ける



『あんたらのアジトどこ』



「ひぃっ、さ、3番グローブだ!」



『あっそ』



じゃあもう用済み、と言ってそのまま引き金を引く



パンッと鳴る乾いた音に、その男は気絶した



『残念、弾切れだよアホ』



さて、ともう1度歩き始める



私に集まってた視線が鬱陶しかったが、それも直ぐに消えた



ところで、



『目の前で攫おうとするのやめたら如何ですかお兄さん達』



「女に見つかった所で関係ねェんだよ!」



「お?よく見りゃお前も綺麗な顔してんじゃねェか!」



纏めて売ってやる!と言って襲いかかってきたそいつを避け、手刀を入れる



10人か、まァ面倒な事に変わりはない



『胸糞悪い事してんじゃねェよバカ共』



パッと紅銃を出して構える



『魔導石色。レッド、ロック』



売ったその場所は熱を持ち



『爆破』



合図によって爆発する



指をパチン、と鳴らせば敵全体を巻き込んで爆発した



ちなみに攫われた人と私は結界に居る



その中で袋の口を開けて、外に出してあげる



『あー、大丈夫?』



「ひっ、」



怯えて話そうとしない女性に溜息をつく



肩を震わせるその人を放置して頭を撫でる



『君に悪意を持つ人は触れなくなるの術、ね』



見えない結界を周りに張ってやってから立ち上がった



「ぁ!ありがとう…!」



後ろからした声に片腕を上げてそのまま歩く



もう1度、欠伸をもらした



.






『こーんにーちはー』



騒いでるそこに入ると一斉に注目を浴びた



「何だこの女はァ!?」



『いいから鬱憤晴らさせろ雑魚が』



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作者名: x他2人 | 作者ホームページ:http://Nano  
作成日時:2017年11月14日 1時

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