＃６ ページ6
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大尉の顎を掴んで持ち上げてるサンジに、パティがうるさく怒鳴る
｢お客様あってのレストランだぞ！大切なお客様を傷付けるとはどういうことだ!!!｣
『はぁあ、どうせアンタも客を金ズルとしか思ってないわよね？』
｢こいつは今大切な食い物を粗末にした上にコックを侮辱しやがった!!
だから思い知らせてやってんのさ｣
ドサッと落とされた血まみれになった大尉が話し始めて顔を向ける
｢なンだ、この店は…!!客にこんな仕打ちをする店があっていいハズがない…
こんな店は潰してやる…!!すぐに政府に連絡をとって…こんな店は｣
｢潰すのか、この店を｣
『じゃァここで息の根止めとかねェとな？』
口角を上げてトントン、と靴で地面を叩く
ヒッと怯えたようになる大尉にゾクゾクと背中に何かが走った
｢頭に血が上るんだよ!!てめェみてェなつけ上がった勘違い野郎を見るとよォ!!!
お前がどれ程偉いんだ…!!｣
皆サンジを抑えるのに必死で私が放置されてるのに気付いてない
さてどうしようか、と考えていれば急に天井から黒髪麦わら帽子くんとゼフさんが降ってきた
いや可笑しい
｢オーナー!!サンジとレイスを止めて下さい!!｣
あたし何もしてねェよ、と思っていればゼフさんが前に来た
｢サンジ、レイス…！貴様等また店で暴れてやがんのか…｣
｢うるせェなクソジジイ…｣
『言っとくけど机壊したのアイツだからな』
大尉を指さしながら言えば、サンジと一緒に蹴られて口端から垂れる血を親指で拭う
まァ大尉も蹴られてたのでよしとしよう
｢いいか、お客様は神様だっ!!｣
そう言い放ったパティに言う
｢てめェのクソまずい料理を食ってくれる客に限りな…｣
『客が神とか、思ってない事をよく言えるわね』
｢パティ、サンジ、レイス!!喧嘩なら厨房でしぐされ!!｣
その時、ドアが音を立てて開き、血を流した海兵が大尉に話しかけた
｢も…申し訳ありません!!船の檻から…逃げられました…!!!｣
｢騒がしい店だなァ…｣
そう呟いた麦わら帽子くんに近付き、手を差し出す
『あたしはレイス。貴方客？』
｢いんや、俺はルフィ！今日からここの雑用だ！｣
『あらそう…ふふっ、私はウエイター兼パティシエ。困った事があったら聞きにおいでね』
私の手を掴んだルフィ君を引っ張って立ち上がらせれば響いた銃声にドアへと顔を向ける
倒れる海兵に、銃を構えた男が1人
さて、どうしようか
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祥(プロフ) - こねこさん» わぁぁ！ありがとうございます(*´ω｀人)頑張りますねっ！ (2018年1月10日 6時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
こねこ(プロフ) - こんばんは^^*とても面白いです…！更新頑張ってくださいね！応援してますっ (2018年1月9日 18時) (レス) id: be237ed739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月27日 4時
