＃２３ ページ24
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さて持っていこう、とお盆に乗せたところで食堂から凄い音が聞こえた
大して慌てずにゆっくりと向かう
｢いいさ!!!やったーーーっ!!!｣
そんな声がして、ドアを開ければルフィが出て行こうとしていて、呼び止める
『デザート、要らない？』
｢いぃ〜さ！これからはいつでも食えるんだ！あ、でも食うぞ！それよりサンジが仲間になったんだ！｣
『あら、そう。良かったわね』
ルフィに手渡し、それぞれのプレートに乗せてからエプロンを外す
｢ちょ…っと、待て！いつでも食えるってどういうこった!?｣
答えようとしたところでルフィが声を発した
｢レイスは俺の仲間になったんだ！おっさん！連れてっていいよな？｣
｢好きにしろ｣
『ふふっ、ありがとっ』
ヒラヒラ、と手を振って自室に戻る
必要最低限の物をカバンに詰めた
見た目は大して変わっていない部屋を眺めて回る
最後に立ったのはキッチン
そこで思い出されるのは全部、サンジとの思い出
別に、離れる訳では無いのにポタポタとシンクに水滴が落ちた
苦笑しながら目を隠すように頭を抑える
ふと煙草の香りに包まれて、回ってきた腕に手を添えた
｢泣くなよ…｣
『う、るさいわよ…』
クルッと回転させられ、私の横からシンクに手をつくサンジに、顔を背ける
コイツは、誰にでもやってるんだから
心臓鳴り止んでよ…！
｢レイス…｣
『っ、やっ』
耳元で囁かれ、抵抗しようとすれば抑えられる
｢…好きだ、レイス｣
『は、ぁ？嘘。どうせ他の子にも言っ…んんっ』
喋り終わる前に口を塞がれ、何度も角度を変えて貪られる
力が抜けてきて、最初はしてた抵抗もしなくなった頃、ようやく離された
肩で息をする私をサンジが抱きしめる
それに抵抗もせず、胸に顔を埋めた
｢嘘じゃねェって言ったら、信じるか？｣
『…サンジが女たらしやめたら、信じる』
｢あー…努力はするぜ？｣
『ふふっ、嘘よ。アンタがやめれるわけないじゃない
それに、レディに優しくないサンジなんてサンジじゃないわ』
クスクスと笑い、涙を拭ってくれる優しい手を両手で包む
｢俺はお前しか愛せねェよ｣
『あたしが不安になったら？』
｢それを消す位愛をやる｣
『あたしが浮気したら？』
｢奪い返すさ｣
『っ、バカ…！』
信じてあげてもいいよ、なんて、可愛くなくてごめんなさい
それでも、1番愛してくれますか？
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祥(プロフ) - こねこさん» わぁぁ！ありがとうございます(*´ω｀人)頑張りますねっ！ (2018年1月10日 6時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
こねこ(プロフ) - こんばんは^^*とても面白いです…！更新頑張ってくださいね！応援してますっ (2018年1月9日 18時) (レス) id: be237ed739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月27日 4時
