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『イベント?大丈夫です。楽しんで貰えると思いますよ。』
梅「そうじゃなくて…何かあったんでしょ?神谷さんたちも気づいてるよ」
ス「!!!!」
『何かって?何も無いですよ?』
梅「あれだけの警備の数って普段のイベントじゃ考えられないんだよ。なんにも教えられないまま、表に出てもらう訳にはいかないだろ?」
確かに…。それに神谷さん達ならこの状況を知った上でも普段通り完璧に仕上げてくれるはずだ。だけど…
ス「僕達もいます。」
!!
ス「出来ることはキャストの皆さんや監督が、今日このステージに立つ皆さんが、それを見て楽しんでくれる観客の皆さんが楽しめる空間を作り上げることだけです。でも、それでも僕達は全力で挑みます。」
神「そうだよ。それに自己防衛には慣れてる。」
良「あんまり舐めてもらったら困るよ?笑」
櫻「好きと嫌いが別れる世界にいるんだから自分のことくらい自分やるよ?笑」
斉「それに僕達は1人じゃないですし」
西「何かあったら皆がいます。だから何があったのか教えて貰えませんか?」
話してもいいのかな…。と迷い始めた頃に観客席から悲鳴が聴こえた。
「「きゃー!!!」」
全「!!!」
慌てて舞台袖に近づくと、刃物を持つ男性2人が入口のとこに立っていた。
しかも近くには、小学生くらいのお子さんが居た。
母「まさっ!」
男「うるせぇ!お前ら騒ぐな!」
ス「っ警備は!」
ス2「会場の外でも騒ぎがあったらしくそちらに半数が向かってます!」
じゃあ今会場内にいる警備の数は…ステージ近くに居た1人だけ…。
男「…!!!」
何か男が騒いでいるけど会場内はパニックになっていてなんて言っているのか聞きとることが難しかった。
ス「刃物を持った男たちは監督やキャストの皆さんが出てくることを要求しています。話はそれからだと。」
私だけじゃなく…皆さんも。
キャストの皆さんに怪我をさせるわけにはいかない。それにあの男の子にも…。
スタッフさんからの報告を受け私はステージに向かうことを決めた。
『ちょっと行ってきます。マイク貰えますか?』
ス「えっ行くって…」
『大丈夫だれ1人として怪我なんかさせません。』
キャストの皆さんは緊急時の対応にはより各事務所のマネージャーさんに連れられて控え室まで戻された。
ス「どうか無茶だけはしないで下さい。もうすぐ警備の方達も戻ってくる頃だと思いますから。」
「大丈夫…ス。ゲホッ」
ス「無茶なことだけは絶対しないで…」
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チビチビ・むさし(プロフ) - リクエスト対応ありがとうございます! (2021年12月3日 21時) (レス) @page26 id: a1b8301d92 (このIDを非表示/違反報告)
チビチビ・むさし(プロフ) - リクエスト...(できれば!) ○○のしないと出られない部屋ですかね.. (2021年11月29日 21時) (レス) @page25 id: a1b8301d92 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - チビチビさん» わああっ!!ありがとうございます!年中ネタ切れ状態なのでいつでもリクエスお待ちしております!笑 (2021年9月25日 11時) (レス) id: 25b1f3f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
チビチビ(プロフ) - 続編おめでとうございます! 江口兄妹は絶対美男美女 (2021年9月25日 9時) (レス) id: a1b8301d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつき | 作成日時:2021年9月25日 1時