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『私の力…すごいの?』


私は悟さんに問いかける


五条「まあな」





"「Aが持ってる力はきっと人の役に立つ

…だから」"







『私の力でも、お兄ちゃん達を殺したヤツを倒すことできる?』





"「Aも大切な人を守ってやれ」"







五条「できるよ」




そう言うと悟さんは私の頭の上に手を乗せワシャワシャと撫でた






『私に…術式を教えて』






私は強くなる






大切な人を守れるくらい強くなるんだ












ーーー




『ふーん、あんたが私の家族を殺した呪霊?

あの時は暗くて顔が良く見えなかったから気付かなかったよ』




海馬「ククッ 思い出したか?


あの時のオマエはまだ力の使い方が分からなくて家族を守れなかったもんな」




海馬はニヤニヤと笑みを浮かべながら話を続ける




海馬「兄ちゃんは呪力も無いくせにオマエを守るのに最後まで必死だった」





『黙れよ』


私は気付いたら拳を固く握り締めて指の肉に爪を立てていた





海馬「感謝しろよ?Aが強くなれたのはオレのお陰だ


オマエの家族を殺したことで強くなるきっかけができただろ?」






『黙れって言ってんだよ』



私は怒りをこめて海馬を睨みつける




海馬「ククッ そうだな

強くなったオマエと闘れる日が来たんだ


どちらかが死ぬまで闘り合おう!桜花A!!」





再び私に襲いかかろうとする海馬







『はぁー』


私は溜息をつく





兄は自分の死に際でさえ、私を守るのに必死だった



そんな優しい人がこんな奴に殺された







コイツは…海馬は人を殺すことに何も思わない


呪霊だから当たり前か。




弱い人間は直ぐに殺し、強い人間は生かし闘り合うのを楽しんでいる









『なんかもういいや』









私は手に持っていた"十々愛"をしまう






海馬「!? なぜだ!? なぜ、刀をしまった!」











『もういいよ、オマエ


死ねよ』







海馬「!?」
















『領域展開…









煩悩娑羅樹』













.

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レモマカ(プロフ) - ああさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます!これからもお付き合い頂けると嬉しいです! (11月18日 16時) (レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
レモマカ(プロフ) - いちきちゃんさん» 気付きませんでした!ありがとうございます! (11月18日 16時) (レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん(プロフ) - すみませんオ/リ/フ/ラ外し忘れてます… (11月17日 23時) (レス) id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 続編つくってくださり、ありがとうございます。これから完結するまでずっと読み続けます!なので、これからも体調に気をつけて更新頑張ってください!応援してます! (11月17日 4時) (レス) @page3 id: 26843e8005 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモマカ | 作成日時:2023年11月16日 2時

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