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伏黒side
「ぐっは、っ、」
Aを探し走り続けていると路地裏の方から声がした
急いでその声がした方へと向かう
まさか
まさか
A、無事でいてくれっ!!
.
伏黒「っ!?」
声がした方へ到着するとそこには複数の男達が地面に倒れていた
その奥には1人の男の胸倉を掴むAがいた
伏黒「おい A！」
俺の呼び掛けにAはこちらに視線をやる
『あ！恵！』
俺に気付くと先程まで掴んでいた男から手を離す
男はそのまま地面に倒れ込む
もう立つ気力もないようだ
伏黒「何やってんだよ、」
『コイツらが私を襲おうとするから』
襲う!?
伏黒「A！」
俺は直ぐにAに駆け寄り怪我などがない確認する
俺が勢い良く来たことにびっくりしたのか目を大きく見開くA
『ど、どうしたの？』
伏黒「どうしたのじゃねぇだろ
心配させやがって！」
『ごめん...』
伏黒「...何もされてないか？」
『うん見ての通り何ともない！』
取り敢えずAに何も無かったことに一息つく
伏黒「...でこれはオマエがやったんだよな」
地面に倒れる男達に目をやりながら問う
『イエス！』
顔の前でピースを作り、ウインクをしてそう言うA
伏黒「オマエなぁ...」
『あ！でも術式は使ってないよ？』
そう言う問題じゃねぇだろ
まあ使ってたら問題になるが
男5人相手に1人で立ち向かったにも関わらず平然な顔をするAが感心を通り越して恐ろしくも思える
コイツは自他ともに認める程強い
しかし強いから安心という訳では無い
コイツのことだから強いからこそ無茶し過ぎていつか消えてしまうのではないかと俺は怖くてたまらない
伏黒「頼むから無茶するなよ」
俺はAを引き寄せ存在を確かめるかのように強く抱き締める
『恵...
ごめん、そんなに心配だった？』
俺の背中へと手を回し抱き締め返してくれるA
伏黒「ったりめぇだろ」
『ごめんねほんとに。』
伏黒「オマエが俺以外の男に触れられるとこなんか見たくもねぇし、考えたくもねぇ」
『...私も恵が他の女の子に触れてるの見たくない』
伏黒「、もう変な奴に付いてくんじゃねーぞ」
『分かった』
伏黒「ん。」
俺はAの額にそっとキスを落とした
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レモマカ(プロフ) - 紅姫さん» すみません💦直しました！ ありがとうございま🙇♀️ (2月24日 20時) (
レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 去年買った方の学校でやんだよ (2月22日 21時) (レス) @page49 id: c5df23e285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモマカ | 作成日時：2023年10月28日 0時
