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釘崎「ちょっと、あんたボーッとしてたけど大丈夫?」
釘崎の言葉に我に返る伏黒
伏黒「ああ、大丈夫だ」
釘崎「…アンタ仲間が死ぬのは初めて?」
伏黒「タメは初めてだ」
釘崎「ふーんその割には平気そうね」
伏黒「…オマエもな」
釘崎「当然でしょ
会って2週間やそこらよ
そんな男が死んで泣き喚く程チョロい女じゃないのよ」
そう言い放った釘崎だが唇を噛みしめ、涙を耐えるのに全力を注いでいたのに伏黒は気付いていた
伏黒「暑いな」
釘崎「…そうね夏服はまだかしら」
ザッ
2人の前に影が現れる
?「なんだ いつにも増して辛気臭いな 恵
お通夜かよ」
伏黒「禪院先輩」
真希「私を苗字で呼ぶんじゃーー」
「真希 真希!!」
真希「今話し中だ」
パンダ「し、知らないのか?あいつらが暗い訳」
真希「何のことだ?」
パンダ「まじでしんでるんですよ
昨日!!1年坊が一人!!」
狗巻「おかか!!」
その言葉にダラダラと冷や汗をかく真希
真希「は・や・く・言・え・や
これじゃ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ!!」
パンダ「実際そんな感じだぞ!?」
狗巻「ツナマヨ」
釘崎「何 あの人(?)達」
ギャーギャー騒ぐ3人の方を指差し伏黒に問いかける
伏黒「二年の先輩
禪院先輩 呪具の扱いなら学生一だ」
真希「甘やかすだけが優しさかね」
伏黒「呪言師 狗巻先輩 語彙がおにぎりの具しかない」
狗巻「すじこ」
伏黒「パンダ先輩」
パンダ「でも憂太といるときは少し丸くなるよな〜」
伏黒「あと一人乙骨先輩って 唯一手放しで尊敬できる人がいるが
今 海外」
釘崎「アンタ パンダをパンダで済ませるつもりか」
パンダ「いやースマンな喪中に」
手を合わせて許してと謝るパンダ
真希「ところでAは?」
伏黒「五条先生に呼ばれてて、今ここには居ないです」
真希「悟、A大好きだからな
Aも可哀想だ」
狗巻「しゃけしゃけ」
パンダ「ま、Aへの説明は後でいっか」
伏黒「何がですか?」
パンダ「オマエ達に”京都姉妹校交流会”に出てほしくてな」
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レモマカ(プロフ) - 紅姫さん» すみません💦直しました! ありがとうございま🙇♀️ (2月24日 20時) (レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 去年買った方の学校でやんだよ (2月22日 21時) (レス) @page49 id: c5df23e285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモマカ | 作成日時:2023年10月28日 0時