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虎杖と釘崎は皆へ背を向け、廃ビルへと向かう




五条「あーーそれから」



五条の言葉に虎杖は止まる



五条「宿儺は出しちゃ駄目だよ

アレを使えばその辺の呪いなんて瞬殺だけど

近くの人間も巻き込まれる」




虎杖「分かった 宿儺は出さない!」


そう言い、親指を立てる



釘崎「?はやくしろよ」



釘崎の言葉に駆け足で廃ビルへと向かう




五条「いってらっしゃーい」






.


伏黒「やっぱ俺とAも行きますよ」




『え私行かないよ?

私が行ったら呪霊なんて瞬殺で野薔薇達の試験になんないでしょ』




真顔で答えるA




伏黒「…そーかよ」


当たり前のように言うAにイラッとするも、あながち間違いではないので否定はできない




五条「ははっ確かに

恵も無理しないの。病み上がりなんだから」




伏黒「でも虎杖は要監視でしょ」



五条「まぁね でも

今回試されてるのは野薔薇の方だよ」







.




五条「悠仁はさ

Aみたいにイカレてんだよね」


自身の頭をコンコンと指で指しながら話す




『ん?いかれ…ん?』




五条「異形とはいえ生き物の形をしたモノを

自分を殺そうとしてくるモノを一切の躊躇なく殺りに行く

君達みたいに昔から呪いに触れてきたわけじゃない

普通の生活を送っていた男の子がだ


才能があってもこの嫌悪と恐怖に打ち勝てず、挫折した呪術師を恵やAも見たことあるでしょ


今日は彼女のイカレっぷりを確かめたいのさ」








伏黒「でも釘崎は経験者ですよね

今更なんじゃないですか?」




『経験者って言っても地方のね

野薔薇って田舎の方から来たんでしょ

人が少ない分呪いも増えにくいんじゃない?』





五条「その通り!

呪いは人の心から生まれる

人口に比例して呪いも多く強くなるでしょ






地方と東京じゃ呪いのレベルが違う」






『さーて野薔薇に分かるのかな』



まじまじと探るような笑顔で言うA




五条「ははっその顔 Aは僕の狙いに気付いてた感じ?」



『まあなんとなく?』



五条「流石だねぇ」



『さっきイカれてるとか言ってたけどね?』


嫌味っぽく答える




五条「ああ気にしてた?アレは褒め言葉だよ!

呪術師にとってはね

呪術師にとってイカレてることは強さの1つだよ」



『ふーんまあ何でも良いけど』

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レモマカ(プロフ) - 紅姫さん» すみません💦直しました! ありがとうございま🙇‍♀️ (2月24日 20時) (レス) id: 96f274a3fd (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 去年買った方の学校でやんだよ (2月22日 21時) (レス) @page49 id: c5df23e285 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモマカ | 作成日時:2023年10月28日 0時

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