94話:奪還作戦の夜 ページ45
それから暫く経ち、ウォール･マリア奪還作戦の会議が開かれた
礼拝堂の件からエレンが硬質化を身に付けた為、作戦の目処が立ったのだ
巨人化の薬を解明しようともしたが、薬は空気に触れると直ぐに気化してしまう為解明は出来なかった
だが使い道はある
最初はエルヴィンに注射器を渡すかという話になったが、エルヴィンは兵士として手負いの身だと言い最も生存率の高いリヴァイに預けた
それからエレンの父親、グリシャ･イェーガーの事も話したが結局は分からずじまい
彼が壁の外から来た人物であろう事は分かったが、それ以外は分からなかった
キースの隠匿罪についても話が出たが、ハンジは放っておけと言った
ショックだったのだろう、何しろキースはハンジの憧れだったからだ
ハンジが最後に部屋を出ると、リヴァイとAは部屋に残りエルヴィンと向き合った
エルヴィン「何だ、リヴァイ、A」
リヴァイ「気の早い話しだが、ウォール･マリアを奪還した後はどうする？何より防衛策の確立が先だと思うが、その後は？」
エルヴィン「脅威の排除だ」
『脅威…巨人化できる外の奴ら？』
エルヴィン「あぁ、壁の外にはどうしても我々を巨人に食わせたいと思っている奴がいるらしい。最も、それが何なのかは地下室に答えがあると踏んでいる。だからさっき言った通りだ、地下室に行った後に考えよう」
リヴァイ「お前がそこまで生きてるか分かんねぇから聞いてんだぞ、その体はもう以前の様には動かせねぇ」
エルヴィンは無くなった右腕の部分を触った
『立体機動装置を使えても、戦うのは無理でしょ。エルヴィンは安全な壁の中で、頭フル回転させてればいいよ』
リヴァイ「Aの言う通りだ、現場の指揮はハンジに託す。お荷物抱えんのはまっぴらだ、お前はここで果報を待て。連中には俺とAがそうごねたと説明する、いや実際そうするつもりだ。それでいいな？」
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エリウ(プロフ) - あるさん» ありがとうございます!!更新頑張ります！ (2022年7月30日 0時) (
レス) id: 7a0bf131de (このIDを非表示/違反報告)
ある - すごくおもしろいです！更新がんばって下さい！ (2022年7月30日 0時) (レス) @page40 id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！！ (2022年6月29日 20時) (レス) @page20 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリウ | 作成日時：2022年5月16日 8時
