93話 ページ44
そして久しぶりにあったカルラに、いつまで続けるのかと問われた
死ぬまで、壁外に行くのかと
キースは特別な者についてカルラに話した
だがカルラはこう言った
”特別でなければいけないのか”
そしてその約10年後、ウォール･マリアが破られた
キースはトロスト区に来ていたグリシャと会い、避難所へ向かった
そこには避難してきたエレン、アルミン、ミカサがいた
寝ていたエレンをグリシャが起こし、カルラの事を聞くと巨人に食われたと言った
グリシャはそれを聞くと、エレンを連れ山の中に入っていった
その数分後に稲光の様なものが見え、駆けつけるとグリシャの姿は無く、倒れているエレンがいたという
ハンジはキースが退いた本当の理由を聞き怒った
死んでいっま仲間への贖罪の為でもなんでなく、ただ自分は特別では無いからという子供じみた理由で辞めたのかと
しかしエレン自身が認めた
自分は特別じゃない、特別な父親の息子だっただけなのだと
『…ハンジ、皆と先に出てて。リヴァイは残ってね』
そう言いハンジ達を先に教官室から出すと、キースに向き直った
『死んでいった仲間の中には、貴方を恨んでいる者も少なからずいるでしょう』
キース「……」
『ですが、それは僕も同じです。先の戦いで、僕の班は女型に殺されました。班員はアリィとリーガン、2人しか生き残っていません』
キース「…お前は私を、恨んでいるか？血に塗れた世界に放り出した私を、憎んでいるか？」
『何故、そう思うんですか？』
キース「私は、多くの仲間を亡くした。いや、私が殺したも同然だ」
顔を伏せるキース
しかしAはそんなキースに笑いかけた
『何言ってるんですか、僕は貴方を恨んでいませんよ』
キース「！」
『貴方があの時拾ってくれなければ、僕は一生地下街にいたでしょう。陽の光を見る事も無く、ただ人を殺す事を楽しむ快楽殺人鬼として生きたと思います。貴方が陽の光をみせてくれた、そして…リヴァイと出逢えた。僕が今ここに、調査兵団に居られるのは貴方がいたからです』
キース「話したのか、リヴァイに」
『はい』
キース「…リヴァイ、お前はどうなんだ。Aを受け入れられるのか？」
リヴァイ「今のアンタは教官だったな、敬語は抜きでいいか？」
キース「あぁ」
リヴァイ「そうか…俺は何があってもコイツから離れる気はねぇ、俺を救ったのはAだ。そしてAを救ったのは、アンタだ」
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エリウ(プロフ) - あるさん» ありがとうございます!!更新頑張ります！ (2022年7月30日 0時) (
レス) id: 7a0bf131de (このIDを非表示/違反報告)
ある - すごくおもしろいです！更新がんばって下さい！ (2022年7月30日 0時) (レス) @page40 id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！！ (2022年6月29日 20時) (レス) @page20 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリウ | 作成日時：2022年5月16日 8時
