54話 ページ5
Aが目を覚ましたのは、リヴァイの言った通り数日後だった
『(壁の中に巨人を見つけて、その後…)！』
Aはガバリと起き上がった
あれからどれくらい経ったのか
何か分かったのか
ベッドから降りると丁度アリィが部屋に入ってきた
アリィ「分隊長！起きられたんですね！？何処か痛い所は──」
『アリィ！壁の中の巨人は！？エレンは！？僕どれくらい眠ってた！？』
アリィ「お、落ち着いて下さい！ちゃんと説明しますから！」
アリィはAを落ち着かせると、今日までの数日間にあった事を伝えた
自分達が女型と交戦している間にミケが死んだ事
ウォール･ローゼに巨人が現れたが穴は空いていなかった事
ウトガルド城跡に夜にも関わらず巨人が活動した事
104期生であるユミル、ライナー･ブラウン、ベルトルト・フーバーの3人が巨人であった事
ライナー達にエレンが攫われ、奪還作戦の際にエルヴィンが右腕を失った事
クリスタ・レンズは地方貴族であり、本名はヒストリア・レイスである事
巨人の正体は、人間である可能性がある事
全てを、話した
『ミケが……(ミケが死んだ、また、僕を置いていった)エルヴィン…エルヴィンは！？』
エルヴィンは右腕を失った
それを思い出したAは急いでへやを飛び出し、エルヴィンがいるである部屋向かった
勿論アリィが止めたが、アリィの声は聞こえてもいなかった
バンッ！
『エルヴィン!!』
1つの部屋のドアを勢いよく開けると、そこには目をまるくして驚くリヴァイとエルヴィンがいた
エルヴィンはアリィから聞いた通り、右腕が無かった
『エルヴィン、み、右腕……ごめん…』
エルヴィン「それをわざわざ言いに来たのか？」
『だって、僕が数日も眠ってたから……』
エルヴィン「…様子を見るに、今目覚めたんだろう？私は大丈夫だ、お前もまだ安静にしていろ。それに、”そんな格好で”いるとリヴァイが、ほら、な？」
エルヴィンが苦笑しながらAを見た
リヴァイ「A、シャツ一枚で走るんじゃねぇ。デカいサイズだからよかったが、ズボンくらい履け。その辺の盛ってる野郎にでも見られたらどうするつもりだ？」
そう言いズンズンと近寄った
リヴァイ「治ったならある程度走ってもいいが、服ぐらいまともに着ろ。分かったな？」
リヴァイの余りの剣幕にAは高速で首を縦に振るしか無かった
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エリウ(プロフ) - あるさん» ありがとうございます!!更新頑張ります！ (2022年7月30日 0時) (
レス) id: 7a0bf131de (このIDを非表示/違反報告)
ある - すごくおもしろいです！更新がんばって下さい！ (2022年7月30日 0時) (レス) @page40 id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！！ (2022年6月29日 20時) (レス) @page20 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリウ | 作成日時：2022年5月16日 8時
