63話 ページ14
『そういう事、リヴァイはアルミンを責めた訳じゃない。分かった、ミカサ？』
ミカサ「はい……」
『アルミン、君はまだマシな方だ。ミカサ、君は以前僕に世界は残酷だと言った事があったね？』
ミカサ「はい、人が巨人に食われるのを見て。何より…両親が、殺された時からそう思ってました」
『人が人に殺されたのを見たのは、両親の時だけ？』
ミカサ「はい、その後は審議所で憲兵団が言っていた通りエレンと──」
『殺したのはたった２,３人だろう？』
ミカサ「え…？」
『殺した人数、２,３人でしょ？』
ミカサ「そう、ですけど。でも、人を──」
『じゃあまだマシだ、僕は何十人と殺してるからね』
何十人と殺した
その言葉に104期生は驚きを隠せなかった
コニー「何十人、って……」
『僕、地下街出身なんだ。調査兵団に拾われるまでは、ずっと地下街で暮らしてた。どんな場所か、聞いた事ある？』
アルミン「治安が非常に悪いとは、聞きます」
『そう、めちゃくちゃ治安悪かった。目の前で母親殺されて、母親殺した奴を殺し返した。4歳くらい、だったかな。その後は、殺しを覚えて殺した奴から金品と食べ物を奪って暮らした。そうでもしなきゃ、生きていけないからね。拾われたのが8歳だったから、4年間は殺して生きてた。だから、たかが２,３人ならまだ気にしなくていいと思うよ？』
人を殺して、たかが２,３人
アルミン達には理解出来なかった
地下街等行った事もないからだ
リヴァイ「別にAが異常な訳じゃねぇ、地下街で生まれ育った奴は殺しか盗みをしないと生きていけない奴が殆どだからな。子供なら、尚更だ」
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エリウ(プロフ) - あるさん» ありがとうございます!!更新頑張ります！ (2022年7月30日 0時) (
レス) id: 7a0bf131de (このIDを非表示/違反報告)
ある - すごくおもしろいです！更新がんばって下さい！ (2022年7月30日 0時) (レス) @page40 id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！！ (2022年6月29日 20時) (レス) @page20 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリウ | 作成日時：2022年5月16日 8時
