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川西太一:辺鄙な場所で暮らす祖父 ページ27
陸の孤島って言われる場所に俺の爺ちゃんは1人で住んでる
っていうかその地域には爺ちゃんしか住んでない
そんな辺鄙な場所だからネットは無いし(まぁ爺ちゃんは使わないだろうけど)、当然近く店も無い
爺ちゃん「娯楽なんてあっても煩わしい、テレビと新聞があれば十分だ」
って言うのが爺ちゃんの口癖だった
そんな爺ちゃんからの連絡が突然途絶えた
心配になって母さんと2人で爺ちゃんの家に行ったら、郵便物がかなり溜まってた
家の中は凄い散らかってて、爺ちゃんの死体があった
俺はそれを見て直ぐに、爺ちゃんは誰かに殺されたんだって分かった
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〘 解説 〙
犯人は新聞配達員。
動機は配達するのが面倒になったから。
《郵便物がかなり溜まってた》
死後、ある程度の日数が経っているが、郵便物だけで新聞が入っていないのはおかしい。
殺害した配達員は配達する必要がないと知っていたから。
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作者名：エリウ | 作成日時：2021年7月24日 15時
