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9話 ページ10
天童side
俺は直ぐに気付いたよ
君が、とても寂しがってる子だって
俺も昔は仲の良い奴なんていなかった
心を許せる奴も
でも白鳥沢に来てから、許せる人が出来た
この子は、昔の俺と一緒なんだ
寂しくて、でも誰かに心を開くのが怖い
天童「怖いんだよね、俺も怖かった。受け入れて貰えないんじゃないかって」
『っ……』
天童「でもさ、世界って案外怖くないよ。受け入れてくれる人だって、ちゃんといるんだよ。英太くんとか…俺とか。どんなAちゃんも受け入れるよ、寂しがり屋でも、怖がりでも。だから、もう1回言うね。好き、俺と付き合ってよ」
『っ……悔しい、英太以外にバレたのがっ………しょうがないから、好きになってあげる…!付き合う……!』
天童「上から目線だね…でも、それでいいよ。ありがとう、俺も寂しがり屋なんだよね。絶対に、Aちゃんの事寂しくさせないから」
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作者名:エリウ | 作成日時:2021年5月18日 13時