不満な彼女は自由を求める【リヴァイ】 (ページ7)

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6話ページ7

そして数日後から、早速3人は訓練を始めた

ファーランは要領がよく、大体をこなす

イザベルは習っていたのかというくらい、馬を乗りこなす

そして何より凄かったのはリヴァイだ

「アイツ、本当にゴロツキか？」

『こらー、ゴロツキって言わないのー』

リヴァイは何もかもをほぼ完璧にこなした

特に立体機動の動きは目に見えて上手い

『リヴァイ凄いね、訓練兵でもあんなには出来ないよ』

イザベル「兄貴は凄いだろ！」

『君もすごいじゃないか、イザベル。乗馬、習ってたとかじゃないよね？』

イザベル「動物は好きだからな！気持ちと何となく分かるし！」

『そりゃ凄い！馬も懐いてるし、乗馬はイザベルが兵団で1位かもな』

ニコニコといと話すA

しかしファーランは依然Aを信用してはいなかった

ファーラン「何故ゴロツキの俺達にここまでする」

『自分達の事ゴロツキって言わないの、君達は地上へ出た。こうやって訓練して、ご飯食べて、自由に歩いてる。前はゴロツキだったとしても、少なくとも今はちがうでしょ？』

ファーラン「兵士は俺達をことごとく嫌った、ゴミ溜めみたいな場所で暮らす俺達を…何故、嫌わない？」

『……僕も地下街で生まれたからさ』

イザベル･ファーラン「！」

『居心地の良い場所、とは言えないもんね。死体もゴミも薬も、そんなモノばかりがある場所。目の前で母親が殺されて、子供ながらに悟ったよ。このままじゃ生きていけない、周りの奴を淘汰しなければ死ぬってね。だから、黒い噂のある奴は徹底的に殺した。項を削いでね』