不満な彼女は自由を求める【リヴァイ】 (ページ46)

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エルヴィン･スミス:45話ページ46

Aとリヴァイは直ぐに剣を抜いた

エルヴィン「待てリヴァイ、A」

『？』

エルヴィン「念には念をだ、第3波、撃てぇぇ！予備も使え！」

ドドドドドドッ!!

エルヴィンの指示で予備を含め第3波が放たれた

ただでさえ身動きがまともに取れず、抵抗を試みていた女型の巨人

しかし女型の巨人には所狭しと大量のワイヤーが撃ち込まれた

ハンジ「これでどう？もう痒いとこあってもかけないよ、身じろぎ1つ出来ないよ。多分、一生。傷を塞げば塞ぐ程、関節がより強固に固まっていく仕組みだ、へっへへ！…しっかし肝心の中身さんはまだ出せないのか？何やってんだよ、リヴァイとAとミケは」

女型の上から、リヴァイ、ミケ、Aが剣を振るった

バキィン！

『(何度やればいいんだよ！)クソが…！エルヴィン！刃が通らない！』

しかし、項を守っている手を斬ろうとするが刃が通らない

硬化しているのだ

それを見たエルヴィンが、発破をかけると決めた

女型の手を吹き飛ばすと

しかし常備している物では中身まで吹き飛ばしてしまう可能性もある

兵士にそう言われると、手首を切断する様に仕掛けると指示した

リヴァイ「おい、いい加減に出て来てくれないか？こっちはそんなに暇じゃないんだが。なぁ、お前はこれからどうなると思う？お前はこの状況から、抜け出す事が出来ると思うのか？こっちの迷惑も少しは考えて欲しいもんだ。お前は確か、色々なやり方で部下を殺していたが、あれは楽しかったりするのか？俺は今楽しいぞ、なぁ？お前もそうだろ？お前なら、俺を理解してくれるだろ？」

『引きこもりは良くないぞ、だから出てきなよ。ねぇ？』

そう言ってAが女型の頭の上から手首に刃を振り下ろした

ザシュッ！

『！』

女型の手首から血が出た

『へぇ、手首なら効くんだ。嬉しい発見だ。なぁ、リヴァイ？』

リヴァイ「あぁ、教えてくれれば助かったんだがな。そうだ、1つ聞きたい事があった。お前の手足を切断しても大丈夫か？また生えてくるんだろ？お前自身の本体の方だ。死なれたりしたら、困るからな」