不満な彼女は自由を求める【リヴァイ】 (ページ42)

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41話ページ42

翌朝

気持ちよく眠っていたAとリヴァイの部屋がドンドンッと勢いよくノックされた

リーガン「A分隊長はいらっしゃいますか！？リーガンです！」

ノックをしたのはAの部下であるリーガン

因みに小指が骨折したのは彼だ

何事かとドアを開けると、リーガンは血相を変えて2人に報告した

リーガン「被検体の巨人が、2体共殺されました！」

『……支度する、先に行け』

リーガンが去って行くと、Aはイラついた様子で爪を噛んだ

『チッ…』

･

急いで被検体のいる場所へ向かうと、そこには骨だけを残して、巨人が殺されていた

ハンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!ソニィィィ!!ビィィィィン!!嘘だと、嘘だと言ってくれぇぇ!!!!」

余りの突然の出来事とショックでハンジは半狂乱になりながら涙を流している

グンタ「貴重な被検体を…兵士がやったのか？」

エルド「あぁ、犯人はまだ見つかってない。夜明け前に2体同時に殺られたらしい。見張りが気付いた時には、立体機動で遥か遠くだ」

グンタ「2人以上の計画的作戦って訳か」

他の兵士達が誰がやったのか、何故殺したのか等考えている間にも、ハンジはひたすら泣き叫んでいる

エレンも勿論動揺していたが、そこから先は憲兵団の仕事だ

リヴァイ「兵団内に敵がいる事は確認出来たな」

『問題は、敵がどれくらいの実力と力量かだ(どれだけの犠牲と被害が出るか、考えたくもないな)』