不満な彼女は自由を求める【リヴァイ】 (ページ19)

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リヴァイ班:18話ページ19

それからリヴァイは以外と真面目に働いた

以外と、という意見はあくまでAだが

その働きぶりは高く評価された

Aは兵士長をリヴァイに譲り、分隊長になった

理由を聞けば、元から面倒くさかったかららしい

そしてリヴァイとよく行動する様にもなった

『そういえばリヴァイ、今日新入りが来るんでしょ？リヴァイに任せるって聞いたよ。訓練兵団卒業したばっかだけど、優秀らしいじゃん』

兵舎の談話室でリヴァイと話していたAが楽しそうに言った

しかしリヴァイはどうでもいいという反応だ

リヴァイ「興味ねぇ」

『わー、辛辣』

？「あ、あの！」

『？』

後ろを振り返ると3人の男女がいた

ペトラ「本日から調査兵団へ入団しました、ペトラ･ラルです！」

オルオ「オルオ･ボザドです！」

グンタ「グンタ・シュルツです！」

『噂をすればってやつ！新入りだね、ようこそ調査兵団へ。僕は──』

ペトラ「A･ライトさん！」

『あれ、名前知ってるの？』

ペトラ「はい！私、貴女に憧れてました！」

『わ〜、そりゃ嬉しい！君達はリヴァイの元に付くから、リヴァイが上司って事になるね。後ろにいる愛想悪いのがリヴァイ、よろしくね』

ペトラ、オルオ、グンタ「よろしくお願いします！」

『じゃあ兵舎を案内するね、変人がいるけど気にしなくていいから』

リヴァイ「無愛想は余計だ、さっさと案内してやれ」

『はいはい、じゃあ着いてきて』

Aは談話室からでると3人に兵舎を案内した

食堂、会議室、団長室、兵士長室、トイレ、シャワールーム

グンタ「広いんですね」

『まぁね、部屋は相部屋もあるけど個室あるから。そっち使ってもいいよ、空いてるから』

ペトラ「個室に空きがあるんですか？」

『うん、調査兵団って死人がよく出るから部屋の空きも少しあるんだよ』

グンタ「死人…」

オルオ「あの、死人はどれくらい……」

『そうだねぇ、新兵はよく死ぬよ。一応カバーはするけど、奇行種とかだとどうしてもね』

ペトラ「でも、Aさんならどんな巨人にも勝てますよね？」

『んー、どうだろ。弱くは無いつもりだけど、兵士長もリヴァイに譲ったしなぁ』