不満な彼女は自由を求める【リヴァイ】 (ページ18)

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17話ページ18

『ミケとハンジにお願いして、君が見てなかった時に回収に行った。遺体くらい、あった方がいい。無いよりは、マシだ』

リヴァイ「3人だけで、行ったのか…？」

『そうだよ、僕の我儘だ。後で団長とエルヴィンにこっぴどく叱られたよ、エルヴィンの話しは面倒くさいから右から左へ受け流したけど。短い間だったとはいえ、仲間だったんだ。ジャック達みたいに、墓石だけっていうのは寂しいからね。腕だろうが足だろうが頭だろうが、一部分だけでも残ってればいい方だ…で、君は何しに来た？』

リヴァイ「墓参りに決まってんだろ」

『そうかい、じゃあお邪魔虫は帰るとするよ』

そう言うと立ち上がり兵舎へと帰って行った

リヴァイはAが帰ったのを見ると、ファーランとイザベルの墓石の前に立った

リヴァイ「ちゃんと、いるんだな」

2人が死んだあの日、リヴァイは壁内に帰るまで殆ど何も考えられなかった

遺体も回収されなかったと思っていた

しかし、2人はちゃんと戻ってきていた

生きていなくとも、傍にいた

リヴァイ「(3人だけで壁外へ行った、そりゃ他の奴も怒るだろう。だが……)…感謝は、しねぇとな