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ど天然スパダリ杏寿郎 ページ1

ど天然スパダリ杏寿郎 × 余裕あり色気彼女



土曜昼。



昼出勤である彼氏にご飯を作るために

眠い目を擦りながら火を付ける。




彼はジムの非常勤トレーナーをしているので

食事の栄養バランスには

気を使ってあげないといけない。





長く伸びた髪を結び、

栄養バランスについて少し勉強したノートを見返す。




A「今日はタンパク質多めにしよ…」




そんなことを呟きながら

鶏胸肉を半解凍させていると

寝室から大きな足音がする。






ドタドタドタドタ



杏「A!!!!!!

  すまない!!寝坊した!!!!」





寝癖を爆発させた私の彼氏が

目をぎらつかせたまま

こちらに駆けてくるのは


もう、同棲を初めてから数十回目のできことである。




杏「大変申し訳ないが、

  朝ごはんは食べられそうにない!!


  今日は俺が風呂掃除の当番だが

  代わってもらってもいいだろうか!!


  それと、もし俺が今後寝坊していたら

  起こしてもらえるとありがた」



A「杏寿郎」



愛おしいな、と思いながら

彼の言葉を遮る。



それから温かすぎる彼の分厚い手を引いて

整頓されたモダンなリビングを歩く。



急に彼女に手を握られ、

少し恥ずかしそうにする彼が

急に口数を減らすことも、いつものことである。




ガラス製の透明な棚に置かれた

卓上カレンダー。



私は今日の日付を指さした。



A「今日はお昼からって一昨日言ってたよ」



それからおはようの挨拶の意味を込めて

彼の耳あたりに小さなキスを落とし、

その爆発した髪を優しく撫でる。



すると、ぽぽぽぽっと

肉眼で捉えられるほどに

彼の顔が赤面するので、私はクスッと微笑んだ。

●→



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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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ルカ - とても面白かったです❗推しキャラの煉獄さんと同棲とか妄想でもドキドキします (2021年9月30日 7時) (レス) @page8 id: ad965e2cff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたあめ | 作成日時:2021年9月24日 20時

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