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A「すぐご飯作るから、顔洗って待ってて?
 
  今日は暇だからお風呂掃除もやっとくね」



そう言いながら、

固まる彼にゆっくりと抱きつき

頭を胸にすりすりと押し付けた。




こうやってちょっぴり天然さんな彼の

その匂いと体温を感じるのが

私の朝の日課であった。







……



杏「うまい、うまい、うまい….」




起床後10分。


彼は私の出した簡単な料理を

美味しそうに食してくれていた。




A「今日はちょっと塩分控えめで

  作ってみたんだけど、

  大丈夫だった?」



最近購入したばかりの

ウォーターサーバーから水を注ぎ、


私は彼に向き合うようにして

椅子に腰を下ろした。




すると彼は、

俺のためにそんなことまでしてくれていたのか、

と目を輝かせて感動している。



今年26歳の私たちが同棲を始めたのは

ほんの半年前からである。



半年前と比べて彼の体調が更に良くなっていると

彼自身から聞いたときは

それほど嬉しいことはなかった。




A「うん。

  私が杏寿郎にできることがあれば

  なんでもするから」




彼の口周りに目一杯ついたご飯粒を

私は笑いながら布巾で拭う。




すると彼はそんな私の顔をじっと数秒眺め、

決心したかのように叫んだ。



杏「俺もAのために

何かしたい!!!!!!!」

●→←ど天然スパダリ杏寿郎



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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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ルカ - とても面白かったです❗推しキャラの煉獄さんと同棲とか妄想でもドキドキします (2021年9月30日 7時) (レス) @page8 id: ad965e2cff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたあめ | 作成日時:2021年9月24日 20時

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