who love … 2 (ページ32)

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北山side

人見知りのAは

はるちゃんのあの陽気さと人見知りなく誰とでも仲良くなれる力のおかげですぐに打ち解けてた

だけど問題は藤ヶ谷

あのフェロモンといいどこから出てんだよってくらいの色気さの雰囲気でAが取り囲まれないか心配

＿＿＿ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

横｢あ、俺だ｣

横｢もしもし？

あー、そうそう、うんうん、いるよ？｣

横｢うん、俺の名前言ったら通れると思うから、

じゃああとで｣

この電話の感じはぜってー藤ヶ谷だな

まだ本人来ていないのに謎の不安感

北｢ね、A？

藤ヶ谷ともうすぐ来るけど楽しみ？｣

｢うーん …

ちょっとだけ緊張するけど楽しみかな？｣

北｢ん、そっか｣

藤ヶ谷来ることが緊張するのか

少し強ばってた顔が俺が話しかけたことによっていつもの優しい笑顔になって、

俺にしかみせない笑顔っていうの？

それがすごく嬉しかった

藤｢よ、みんなおつかれ～｣

横｢あ、太輔こっちこっち～

おつかれ、なんか頼む？｣

藤｢あぁ、

…… ってそちらの女性が北山の彼女？｣

｢はいっ … 、陣山Aです｣

藤｢ふふ、可愛いね？

藤ヶ谷太輔です、よろしくね｣

おいおいおい、

いきなり人の彼女に可愛いとか言うなよ

北｢おい藤ヶ谷、 Aは俺のだかんな

むやみに喋るな！！｣

藤｢なーに怒ってるの、

俺もみんなみたいにAちゃんと仲良くなりたいな？｣

遥｢ねえがやちゃん！

Aちゃんほんといい子なんだよ？｣

藤ヶ谷が来てそうそう嫉妬心がでてきた俺を差し置いて弾丸トークが始まる

｢じゃあ …… 太輔くん …… ？｣

藤｢ん、なーにっ？｣

おいおいおい、

いつの間に太輔くん呼びになってんの？

ってか藤ヶ谷のその上目遣いもどきAに仕掛けるなよ

あぁ、もう連れて帰りたい、、。

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