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# 68 ページ28

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北山 side









北 「 ね、動くよ ? 」









こくんって

首を縦に動かしたAを合図に少しずつゆっくりと動く









俺の耳元でずっと鳴いているAの声が直で響き渡るからすぐにイきそうになるのをぐっと堪える









「 んあっ … ん、 …… ひ…ろ … っ、 // 」



北 「 ん、Aっ …… 」









お互いの名前を呼び合うと共に

求め合うようにスピードも加速していく









「 ね、 …… もうだ … めっ …… / 」



北 「 ん、 俺も っ …… 」









Aの小さな手を握って


Aが気持ちいいであろう場所に突き上げる









「 ぁあっ … んっっ …… っ …!! 」


北 「 んんっぁ … っ 、 … 」









お互い欲を吐き出したあと


バタンってAの隣に倒れ込むように寝転んでティッシュ箱を渡す









北 「 ふふ 、 おつかれさま 」


「 ん …… // 」









恥ずかしそうに俯いて

俺から受け取ったティッシュ箱に手をつけて処理してる









北 「 ん、おいで 」









無事終えたAが

嬉しそうにはにかみながら俺にぎゅーってしがみつく









「 あの … さ、

さっきのひろくん …… ほんっとにかっこよかった … // 」



北 「 ん、 なんて ? 」









小さな声で照れながら何か話してるけどなんて言ってるか聞こえなかった









「 だから 、 あのね … ? 」









“ さっきのひろくん 、 いつもとはまた違うかっこよさがあってずっとドキドキしてたよ ”



って 、









北 「 …… っ 、 // 」



「 んふふ 、 ひろくん照れたぁ 〜 」



北 「 な、

またそんな可愛いことばっかりしてたら抱くよ ? 」









抱くよってフレーズを出すと

わかりやすく顔を真っ赤にして布団の中に隠れちゃった 笑








だけどどこであんな耳元で囁く技を手に入れたんだ









北 「 … A? 」









照れた反動で布団の中に潜り込んだあと

名前呼んでも返事がないなーって思って布団をめくってみると



小さくくるまって寝ているA









だめだめ

1人では寝かせないぞ









俺の方にひっぱって小さな体を包み込むようにして俺も眠りについた









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作者名:みそら | 作成日時:2019年10月15日 23時

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