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# 53 ページ13

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北山 side









「 ここにいるのは私のひろくん 」








そう呟きながら

俺の膝の上にまたがってまたぎゅーってしてくる


Aって酔ったら甘えてハグ魔なの?








北「 なぁ、Aって酔ったらどんなんなの?」


「 んふふ 、 しらなぁーい っ … 」









あちゃー、これは自覚ない感じ ?


これは要注意

外で飲むこともあるだろうけどちゃんとしっかり言いつけないと









北 「 ね、ちゅーしてい ? 」


「 ば、ばか … / 聞かないで っ / 」


北 「 じゃ、 ちゅーしちゃおーっと 」









Aのおでこに俺のおでこをくっつけて

徐々に距離を攻めていく




___ チュッ …






この前したようなキスとはまた違う

ちょっと大人なキス









「 んっ … はぁッ 、 … ひろっ …く … っ / 」









息継ぎが上手くいってないせいか

苦しそうにしてる姿もまた愛おしい








「 んはぁッ … 待って ッ … んッ …… / 」









“ 待って ” って

俺の服を掴んでうるうるしている目で訴えられても逆効果なのわかってる ?









北 「 ん … もっとキス慣れないと 」


「 はぁはぁ … そんなの無理だよ っ … / 」


北 「 ふふ 、

今日はこのくらいにしとこ 、 次会った時は容赦なしに行くからね ?

まぁ 、 心の準備ってか女子にはあるんだろ? 」



「 …… // 」









俺の言葉の意味が理解出来たのかほんっとわかりやすく一気に顔が赤くなっていく


んはっ …… 可愛いなあほんと (笑)









北 「 ふぅ 、 喉乾いた … 」


「 あ、ちょっとまっててね 〜〜 」









やばいな 、 ちょっと酔いが回ってきたかも


あんまに飲まないように気にかけてたけど絶対Aのペースに飲み込まれた (笑)









「 はいどーぞ 〜 、 」


北 「 ん 、さんきゅっ 」









にこにこしながら

まるで子供みたいな純粋で真っ直ぐな目で俺が水を飲んでるところを見てくる









北 「 俺なんかついてる ? (笑) 」


「 んーん

わたしひろくんが何か飲み物飲んでる時に動く喉仏が好きかも … 」









横に座ったAからの爆弾発言

そして冷たいAの手が俺の喉仏に触れる









北 「 ちょっ、 くすぐってーよ 」


「 んふふ 、 すきぃ〜、」









そろそろこの状況どうにかしないと



俺も我慢できねーよ









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作者名:みそら | 作成日時:2019年10月15日 23時

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