who love … (ページ35)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:63,015 hit

# 36 ページ35

.

｢ …… はぁ … ｣

涼｢なーに、どしたのそんな大きなため息ついて｣

｢ …… え、今ため息ついてた？｣

涼｢え、なに無意識なの？すーっごい大きな

ため息だったんだけど｣

ひろくんと水族館デートしてからもうかれこれ

１ヶ月くらい経っている

だけど一向に連絡もなく音信不通といってもおかしくない

｢いや別にこれっていう悩みないんだけど …

んー … これって悩みなのか？ん？｣

涼｢もしかしてっていうかなんというか

Aが悩んでるのって恋愛の方では？｣

｢ …… 否定出来ない｣

あれからずっと考えて

ひろくんに対する気持ちが本当に好きなのか

でも相手は芸能人であってわたしは一般人

そんなわたしをひろくんが好きになるはずがない

ずっと言い聞かせてきた

涼｢相手の人誰なの？｣

｢あんまりはっきりは言えないんだけど …

年はわたしの4つ上の28歳｣

涼｢あんま言えないって … 、、まさかあんた

やばい人なんじゃ … ｢ち、ちがーう！！！！｣

隼｢ちょっとそこ～、休憩だからって

あんまりうるさくするなよ｣

｢す、すいません … ｣

あまりにもわたしがすーちゃんを止めるのに必死で

慌てて口を押さえに行った時きっとうるさかったん

だろうな

涼｢へぇ～、イケメンくんねえ～

いいじゃん、ドラマみたいで嫌いじゃない｣

出会いはどうなのとか

その人とどんなことがあったのとか

休憩時間は1時間しかないのに半分以上

ひろくんの話ばっかりでお昼ご飯もゆっくりと

食べさせてくれない

涼｢でもさあ～？そんなデートみたいなことして

ちょっと気があるみたいな態度で接してきて

はいじゃあさようなら～ってする人いる？｣

｢いやさ？わかんないじゃん … その彼ほんとに

顔整っててかっこいいしこんなわたしなんて

相手にしてくれるかすらもわからない … ｣

涼｢１ヶ月たった今でも向こうは忙しいのかもよ？

きっと待ってたら何かしらの連絡はくるって、

待ってみたら？｣

確かにすーちゃんの言ってることは正しいのかも

1ヶ月待った今ずっと毎日拒絶されることしか

考えてなかった

やっぱりひろくんを信じて待ってみよう

それか自分から連絡してみようかな

.