who love … (ページ19)

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北山 side

夜の道危ないから送っていくっていうのも

本心なんだけど本当はもっと一緒にいたいって

そう強く思った

北｢今日はほんと楽しかった、ありがとね？｣

だけどもうAちゃんのマンションの前

コンビニからほんとすぐそこにあるAちゃん

のマンションはこじんまりとした4階建ての

外装はレンガでできてるオシャレなマンション

｢こちらこそ！ひろくんと一緒にお食事できて

ほんと楽しかったし嬉しかったです！｣

北｢ん！また誘ったらご飯俺と2人で

行ってくれる？｣

｢もちろん！！もちろんですよっ！！

また誘ってください、いつでも待ってます｣

北｢よっしゃ！じゃあね、 Aちゃん。

家に着いたら連絡するね｣

ばいばいって手を振ってるAちゃんも

なんといっても可愛らしい

Aちゃんとばいばいするの少し寂しかったり

するけど仕方ない、お互い明日は仕事

むしろこんなこと思ってるのもきっと俺だけ

マンションから少し進んだ角を曲がって自分の

家に帰ろうとふとミラーをみるとまだ俺の

車が見えるからかAちゃんは手を振って

外にいてくれてる

北｢ Aちゃーんっ！！まったね～！！｣

窓を開けて大きな声で俺が叫んだら

ここからでもわかるくらいびっくりした顔して

振ってた手を下に下ろして口元抑えてた (笑)

北｢はぁ～ …… 疲れたっ …… ｣

Aちゃんと別れて俺も家に着いて

駐車場に車を止め外に出た瞬間

今日の仕事やなにやら最近の疲れがどっときて

思わず無意識にため息がでてた

北｢こんばんわ～｣

女性｢こんばんわ～｣

メガネにマスクしてマフラーつけて

もはや不審者みたいなかっこしてる俺を

誰もあの北山宏光だとは思ってないだろう

＿＿＿ガチャッ ……

北｢はぁ～ …… ｣

家に帰って鍵を下駄箱の上に引っ掛ける時も

思わずでたため息

無意識すぎてこれからほんと気をつけないと

大変だなこりゃ～ ……

＿ピコンッ

あーっ、 Aちゃんから連絡きた

んふふ、なんてきてんのかな～

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