★★★空に指輪をかざしたらキラキラと光りました。 ページ42
灰崎)…。
A)……う、受け取ってくれますか…？
灰崎)あ？…あ、あたりめぇだろ……。後、俺からも…
A)え？なんで灰崎さん…。
灰崎)バレンタインデーは…、お、女から渡すイベントなのは、知ってる…。けど…。俺のは…。あんましそれに関係ねえってか。
A)??
灰崎)………今は安物、だけど、……取っとけ。
灰崎さんは、何かのドラマのようなシチュエーションみたいに、ある箱を私に差し出した。開いてみると… 星が散りばめられている可愛らしい指輪が入っていた。私の瞳からは、自然と涙が溢れていた。
A)………え……。
灰崎)……A、……結婚してくれ。大人になったら……もっと高いやつ買ってやる。それまで…はめてろ。
A)っ！！！(涙溢れて)…はいっ…。泣
灰崎)…泣き虫…。
A)だってっ…。だってっ…。
灰崎)………大好きだ、バカちび。(優しく微笑んで)
A)ムードぶち壊しですっ…！！！泣
ちゅっ…
灰崎)ん…。
A)んっ…////
灰崎さんとのキスは、何回もしているけど、今日のキスは…始まりのキスを意味していました。ちょっとしょっぱくて、甘い…胸がドキドキしちゃうキス……。私も、あなたが大好きです。灰崎さん…
野坂)………ついに取られちゃったか。結構、本気だったんだけどな。
時間なんか忘れて、ずっとキスを繰り返していた。もちろん、野坂さんが私たちの話を聞いていたのは、二人とも知らない。
灰崎)ん、…はめてやる。
A)はまる？
灰崎)アホなこと言ってっとデコピンすんぞ。
A)気になっただけ！！！…あ！
灰崎)ぴったりだな。いいか？………絶対に、外すなよ。
A)……うんっ。(にへ)
ママ……私も、ママとパパみたいなシチュエーションみたいになったよ…？？
「一和さんっ。話って、なんですか？」
「いや、たいしたことじゃないんだ。ただ…約束を、したくて…」
「約束…？」
「…俺は、父さんの会社を継ぎ、婚約者と人生を歩んで…」
「言わないで！！！…分かってます。だから、約束するんですよね…？…お互い、大好きでいるって。もちろん約束します！そして、いつかまたここで…(にこ)」
「…まったく、雛には適わないな…。ああ、約束しよう。またここで…」
「っ…！…これ、肌身離さずはめていますねっ！私の、生まれて初めての好きな人からのプレゼント！…一和さん、大好きですっ。(にこ)」
そこから、時は動いた。
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猫宮 - 僕も、たけのことトマトと炒めたキャベツの芯は3歳の頃食べてうげぇってなって嫌い。 (2019年10月8日 20時) (
レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
未來 - とても面白いです。 更新、作者さんのペースで頑張ってくださいね！ 私も初心者ですがオリオンの刻印の作品を１つ書いてます。 作者さん、良かったら私の作品の題名を教えますか？ (2019年1月31日 20時) (レス) id: 2782d39490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神城さん | 作成日時：2019年1月31日 19時
