友達の推しと成り代わったのですが… (ページ8)

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探偵とか良いから勉強させて下さいページ8

テストが一週間後に迫る中、何を呑気にしてるのか、探偵団の集まりなるものに呼び出されました。
イナホちゃん？がUSAピョンとやってる奴だよね？
え、違う？妖怪ウォッチわかんねぇ…
「聞いてた？」
「へ、あっ、ごめん聞いてなかった…」
友達との集まりとか面倒だからパスしてた勢だもん…キツいわ。
私友達居るっつったって夏芽居ないとボッチ確定な子ですよ？早く戻りたい…
「聞いとけよー、それでな、良い感じの案件が無いからなんかないか聞いてたんだけどさ」
太った巫女(？)衣装の男の子…確かアキモリ君？が声をかけた。
「……」
言えない、そんな事より勉強しようなんて言えない。サラッとカバンに教科書入れてきたけど。(トウマって子はよほど真面目なようで、提出系のワークはほぼ全て終わってた。)
「あ、あの…さ」
ナツメさんが小さく手を上げる。
「ん？なんだ？」
「みんなで勉強しない？」
何？ナツメさんは聖女なの？中二女子って可愛い子しか居ないのか？
「わた、ボクは賛成」
危ねぇ、イケメンがオネェと化す所だった。
「わた？」
「あ、いや、あの」
ケータだったかなんだったかが聞き返して来たが特にそれ以上何か言うでもなくするーしてくれた。