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「あ、そういやさ、いつも一緒だったあのめっちゃかわいい子、どうしたの?
最近帰り一緒にいなくね?」
「はる?はるなら違う人と帰ってるからね」
「あ〜わかった。彼氏?」
「になる予定の人、かな」
は?って間抜けな顔に、ハテナマークが沢山飛んでる。
「宏光くんも知ってる人だと思うよ?」
“玉森くん”そう告げるとやっぱ玉か〜とられたな〜って悔しそうにするから女たらし!って言ってあげた。
「なに?彼氏になる予定って」
「まだ付き合ってはないんだけど、玉森くんの方からアプローチされててさ。はるも、かっこいいしいいかも!みたいな感じ?」
「変なのー」
宏光くんよくわかってる。
「Aちゃんは?彼氏とかは?」
「いたらぼっちで帰ろうとしないよ」
「あ、そっか」
少しおバカさんな宏光くんに私も聞き返す
「宏光くんは?」
「んー、微妙なとこ?」
「はっ!?」
「んふふ、じょーだん!いねえよ〜」
わざとらしく泣くまねなんかしちゃってるけど、すぐできそうだよ。彼女の1人や2人。
あっという間に駅についてしまって、宏光くんとの帰り道はとっても一瞬だった。
「宏光くん、一緒に帰ってくれてありがとう」
「おう!寂しくなったらいつでも帰ってやっからな!」
「それは私のセリフです〜!!」
それから駅で別れて電車に乗った。
はるは、ううん。
玉森くんは、今なにしてるんだろう。
電車に揺られながらそんなことを考えていた。
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ぽん(プロフ) - りえさん» まだ44話以降を公開していないです…!ごめんなさい(;_;) (2019年2月10日 8時) (レス) id: 9bf54bbd8d (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - 44話以降通知が来ても更新されていないのですが私だけでしょうか(>_<)? (2019年2月10日 7時) (レス) id: 38bd84ff18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽん | 作成日時:2019年1月8日 0時