５４- 天導衆の目的 ページ10
貴方side
＿＿＿＿＿翌日。
『世話になったな、桑島のジイサン』
桑島「またいつか遊びに来るといい」
善逸「Aちゃぁぁぁぁん！！！気をつけてねぇぇぇぇ！！！」
獪岳「うるせぇな。…死ぬなよ」
騒がしいなオイ。
善逸に至っては、声がでかいわ汚いわで何を言ってるのか正直よくわからない。一体何語だ？？？
『…次会った時は、私がご馳走しよう。早く追いついて来い』
それだけ言って、私は3人に背を向けた。
目指すは山の麓。
待っていろよ、鬼。今の私は尋常じゃないくらいのやる気に満ち溢れてるんだ。見つけた瞬間、ギッタギタのメッタメタにしてやる。首でもケツでも洗って待ってるがいいわ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
道中、ここらでは珍しい格好をした奴らに出会した。
珍しいと言っても、私からするとどうも既視感がある。というか、既視感しかない。
『…何してんの？』
振り返った彼らの顔は、言わずもがな私の天敵のたちだった。
「おぉ、丁度良かったぜ。天導衆からのお呼び出しだ」
『お前らも大概しつこいな。ぶち転がすぞ』
「やだお口が悪いｯｯ…」
そう言って困った顔をする天人。
気持ち悪ィな、こっちみんなハゲ。殺すぞ。
.
天導衆もその配下も、つくづく暇な奴らだなと心底思う。
天導衆の配下と聞いて、第一に上がるのが天照院奈落。
恐らく、コイツらはそっちから回されて来たんだと考えるのが妥当だろう。
『…お前らに命令したのは、もしかしなくても朧か？』
「あぁそうだ。朧様直々に命令を下されてな」
『ほう。…結局、上の目的は何だ？私を連れ戻して、解剖するのか？』
私の中では、それしか思い浮かばない。
もしそれ以上のことをするのが目的であれば、こんな風に呑気にお喋りしてる場合じゃない。攘夷戦争をもう3回くらいやらないと済まない問題になってくる。もしくは3回以上。
すると、目の前の天人たちはニヤりと口角を上げて話を再開させた。
.
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ちらちゃん(プロフ) - 雲隠れさん» コメントありがとうございます！更新頻度上げれるように頑張りますね！(;_;) (2021年4月6日 4時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
雲隠れ - いつも楽しんで読んでいます。早く続きが読みたいです！これからも頑張ってください。 (2021年3月31日 20時) (レス) id: 9c937fba5d (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - 光華さん» 私的に小話とか挟みたかったので、全然大丈夫ですよ！気にしないでください(^^) (2021年3月10日 21時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - ちらちゃんさん» マジですか!!イヤでも、話の流れを変えてまで無理やりーとかはしないでいいですからね!申しわけなさすぎるんです! (2021年3月10日 21時) (レス) id: a571740452 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - 光華さん» 土方さん登場できるように頑張りますね！(^^) (2021年3月10日 21時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年12月19日 2時
