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貴方side
鬼舞辻家で暮らすようになって1年が経った頃、ついにあと医者が屋敷を出入りするようになった。
みんな医者に良いように接している。
まァ、あの医者のせいで無惨が鬼になるなんて、誰も予想できていないから当然だろう。
そう、つまり私が何を言いたいのかと言うと…
私が良くも悪くも無惨をコントロールできるってわけだ！！
でも、無惨が鬼になることを止める気はない。
何故かって？
単純に原作が始まらないからさ！！
無惨が鬼にならなかったら私は一体何しに来たんだってなるでしょ？そしたらまた無職に逆戻りになるじゃん。
.
無惨「そういえば、父上がお前に縁談を持ち掛けていたぞ」
と、茶を啜りながら話す無惨。
『えェ！？高額納税者でイケメンでハイスペックな完璧王子様かなァ…楽しみで夜しか眠れないよ！！』
無惨「何を言っている。私が断っておいた」
『なにしてくれてんだよテメェ！！せっかくの縁談を無駄にしやがって！！』
無惨のパパンはよく私に縁談を持ち掛けてくれる。
でもその度に、無惨は私に無許可でその縁談を断る。無許可だよ、無許可！！許せないぜ畜生がっ！！
.
『あれ？てか検診遅くない？』
いつもなら検診が始まってる時間なのに、今日は何故か15分も遅れている。
無惨「言われてみればそうだな。忙しいのだろう」
『かなー』
なんて言っていると、すーっと襖が開いた。
噂をすれば来るもんなんだなァ。
医師「おやAさん、こんにちは」
『おっす』
ツルツルの頭に丸い眼鏡。そしてまんまるなプリン体型。
漂う藪医者感に、つい鼻で笑ってしまう。
無惨「今日は遅かったが、急用でも？」
医師「いえいえ、特に何も」
医者がヘラヘラと笑っていると、こそっと私の名前を呼ぶ声がした。
使用人「A様、旦那様がお呼びです」
『ほーい。無惨クン、私と離れるからって泣いちゃダメよ♡』
無惨「黙れ」
無惨の部屋から出て、使用人の後ろを着いて行く。
揺れる黒髪を見つめながら私は尋ねた。
『パパン、何の用だって？』
使用人「私の知る限りだと、何やら最近話題の甘味が手に入ったとか」
『いや最高かよパパンンンン！！！』
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レイレイン - 高杉だッッ…！！！！！の所が好きです！私、中の人ネタ好きなんですよwww (2021年4月6日 20時) (
レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - あー！続き気になるぅ！ (2020年12月22日 17時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ちらちゃんさん» あ、占いツクールですか？来れたら教えてね！ (2020年12月18日 6時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» すみません、見たいんですけどウェブ利用制限がかかっているので、後ほどPCのほうで見たいと思います！申し訳ないです(；＿；) (2020年12月17日 22時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 以前言っていた今手をつけている設定欄書き終えました!来てみて下さい! (2020年12月17日 21時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年5月24日 0時
