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貴方side
『ふゥ〜美味しかったァ〜』
無惨父「Aは本当によく食べるな。一体、そんな小さな体のどこに入っていくんだか」
そう言って笑う無惨パパン。
そういえば、まだ言ってなかったな。
私の姿がまだ幼いままであることを。
実は、あれから一度も元の姿には戻らず、ずっと幼児体型をキープしているのだ。急に成長しても不自然だし、体力を付けれるという理由も兼ねて。
って言っても、そろそろ戻りたいんだけどね……
.
『ん、もう無惨の検査終わったかな？』
ふと時計を見ると、部屋を出てからかれこれ30分ぐらい経っていた。
無惨父「行って確かめてきなさい」
『あーい』
私は机に手を置いて立ち上がると、無惨パパに一礼してから書斎を出た。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『むざーん！！！！』
ガラッと勢いよく襖を開けると、もうそこに医者の姿はなかった。
あれ、もしかして入れ違いした？
無惨「相変わらず騒がしい奴だな」
『初めて言われたよ。それより、検査は？また薬出たの？』
無惨「ああ。何やら新薬を処方された」
『へー不味そう。()』
薬の事にはマジで興味ないけど、青い彼岸花を取り込んだ時のために逐一確認しなければならない。
取り込んでいきなり食べられたら嫌だしね。ほんとに。用心しとかないと。
.
無惨「だが、もしまた薬が効かなければ、私は今度こそあの医者を殺める」
赤く鋭い瞳をこちらに向け、無惨はそう言い放った。
突然何を言い出すと思えばそんなことか。
殺めるなんてフレーズは耳が腐るほど聞き飽きている。今更驚きもしない。
無惨「なあ、A」
『？ どした？』
眉を顰め、少し申し訳なさそうに無惨は言った。
無惨「お前だけは、私を見放すなよ」
独りは寂しい。
それは私自身が一番わかっている。
でも、今の私にはやるべき事、護るべき存在がある。
『できるだけ傍にいられるように、頑張るよ』
無惨「……あぁ」
無惨の口元についていた“青”は、もう既に消えていた。
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レイレイン - 高杉だッッ…！！！！！の所が好きです！私、中の人ネタ好きなんですよwww (2021年4月6日 20時) (
レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - あー！続き気になるぅ！ (2020年12月22日 17時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ちらちゃんさん» あ、占いツクールですか？来れたら教えてね！ (2020年12月18日 6時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» すみません、見たいんですけどウェブ利用制限がかかっているので、後ほどPCのほうで見たいと思います！申し訳ないです(；＿；) (2020年12月17日 22時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 以前言っていた今手をつけている設定欄書き終えました!来てみて下さい! (2020年12月17日 21時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年5月24日 0時
