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貴方side
『ままままま待ってくれぇ！命だけはご勘弁をぉ！もし食うってんなら、まず顔だけ見せてくれぇイケメンなら許すからぁ』
体育座りをして小さく身を縮こまらせる。そして膝の間に顔を埋める。
これで身は守れるはずｯｯ…！！(明らかに無意味)
「いや何言ってんの。つーかお嬢さんさ、こんな時間に1人で何してんの？」
『別に？！？？！迷子になって家に帰れないとかじゃないし？？！？！』
「すげぇベラベラ喋るじゃん」
どうやら悪い人ではないっぽい。でもこれで顔が良くなかったらボコボコにしてやる。()
まぁいいや……そろそろ息も苦しくなってきたし、ちょっくら顔上げてブレスでもしよう。
『………あれ？』
「おやおや…？？」
この黒髪…そしてこの唯一無二のヘアスタイル。
んでもって片手にはバレーボール……
『まさか、黒尾くんｯｯｯ？？！？！！？』
黒尾「テメェAじゃねぇか！！！！！……いや、こんなところで何してんだ…？」
『黒尾くぅぅぅうううんｯｯｯ！！！お久しぶりじゃあぁぁぁああんｯｯｯ！！！』
黒尾「近所迷惑だろーが叫ぶな！！！」
『えぇ君も叫んでんじゃん…』
.
黒尾「ほれ、コーヒー牛乳。好きだろ？」
『すごいありがたいんだけど、昼間も飲んだからお腹きちぃんだわ…』
黒尾「俺の気持ちと金返せよ」
満月の下、2人並んでベンチに座った。
………ていうか、この公園なんか見覚えあるな〜って思ってたら、昔遊んでた公園だったのか。
いや〜懐かしいね〜。
……おっと、そんなこと言ってる暇じゃないみたいだ。隣から燃えそうなくらい熱い視線が…
『……ナンデショウカ』
黒尾「ナンデショウカじゃねーよ。お前なぁ、15歳にもなって迷子とかダサすぎんだろ」
『くｯｯ…痛いところを突かれちまったぜ…』
黒尾くんは私にくれたコーヒー牛乳と同じものを口に含むと、ふぅ…と一つ溜め息をついた。
黒尾「お前んちは俺んちのすぐそこだから、送ってくよ」
『まじか！！ありがとう〜！！』
黒尾「イエイエ」
黒尾くんの中学はまだ卒業式が終わってなく、今日は部活終わりにたまたまあの公園に寄ったらしい。
『そういえば、ロシアでさ……』
黒尾「おー」
.
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みー(プロフ) - あの、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、絵が神ってます。最高ですね。もちろん内容も神ってます。これからも頑張ってください！応援しています！ (2022年7月5日 15時) (
レス) @page27 id: 23d0ddd543 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - 豆さん» コメントありがとうございます！稲荷崎は私も個人的に好きなので、頻繁に絡ませていく予定です！続編の方でもたくさん登場させているので、是非ご覧になってください^^ (2021年7月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
豆 - 北さん含め稲荷崎大好きなのでめっちゃ嬉しいです。原作だと春高までしか出てこんのでまた侑の見に来たみたいな感じでも構いませんので出してください。 (2021年7月22日 8時) (レス) id: c2c5a94e17 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - おにぎりさん» コメントありがとうございます！オリキャラ褒められたの初めてだから嬉しいです！（泣） (2021年6月8日 19時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ゆり。さん» コメントありがとうございます！絡ませますねー！！笑笑 (2021年6月8日 19時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年5月4日 19時
