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貴方side
_____夜。
めちゃくちゃオシャンティーなレストランに来た。
今日は上で説明した通りパパンの友達とご飯を食べるらしい。
パパも久しぶりに会うらしく、すごいソワソワしてる。いや可愛いかッッ!!
どんな人なんだろうな〜と考えながら、お冷を口に含むと、突然パパが勢いよく立ち上がった。
セルゲイ「ロメロ!!!」
『ロメロォォォォォ!?!??!』
レストラン入り口に目をやると、そこには私が想像していた通りの“ロメロ”がいた。
ロメロ「久しぶりだね、セルゲイ!!…ん?隣にいる子は、セルゲイの娘さんかな?」
ロシア語…!! 喋れるんだ……!!
てか娘さんって……もしかして私のことか…?!?!!?ふおおぉぉぉおおぉぉぉおおぉ!!!!!!
『はっ、羽川Aです…!』
ロメロ「よろしく、A!」
『ひゃ、ひゃいぃ…』
__________________
話を聞いたところ、ロメロはパパの店の常連さんらしい。そういやパパ、ブラジルにも店出してたな…と納得。
ロメロ「そういえば、日本から移籍の誘いが来てるって言ってたね。どの地方に行くの?」
ロメロとの会話の途中、そんなことを聞かれた。
セルゲイ「え?!!?!? パパそんなの聞いてないよ!??!?!」
『あ、ごめん言ってなかった』
ロメロ「まぁまぁ落ち着いて。…セルゲイは、Aが世界進出することには反対なの?」
セルゲイ「……世界進出って、バレーで行くんだよね?」
『いや、私もう今年でバレーやめるし。スポンサーとかのは断った!』
セルゲイ「えぇ?!それも初耳なんだけど……じゃあ、ただ日本に帰りたいだけ?」
『そゆこっとーん!!』
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暫く沈黙が続くと、パパはコホンと一息おいてから再び口を開いた。
セルゲイ「…………パパとママはここに残ることになるけど、それでもいいの?」
『…2人とも、お店があるから残るんでしょ?それなら何も言わないよ』
そう言うと、パパはなぜか微笑んだ。
セルゲイ「…大人になったね」
『もう15歳だからね…(前世で生きてたら33歳だけど)』
ロメロ「困ったことがあったら連絡するんだよ」
『まじか!ロメロの連絡先ゲットだぜ!』
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みー(プロフ) - あの、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、絵が神ってます。最高ですね。もちろん内容も神ってます。これからも頑張ってください!応援しています! (2022年7月5日 15時) (レス) @page27 id: 23d0ddd543 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - 豆さん» コメントありがとうございます!稲荷崎は私も個人的に好きなので、頻繁に絡ませていく予定です!続編の方でもたくさん登場させているので、是非ご覧になってください^^ (2021年7月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
豆 - 北さん含め稲荷崎大好きなのでめっちゃ嬉しいです。原作だと春高までしか出てこんのでまた侑の見に来たみたいな感じでも構いませんので出してください。 (2021年7月22日 8時) (レス) id: c2c5a94e17 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - おにぎりさん» コメントありがとうございます!オリキャラ褒められたの初めてだから嬉しいです!(泣) (2021年6月8日 19時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ゆり。さん» コメントありがとうございます!絡ませますねー!!笑笑 (2021年6月8日 19時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちらちゃん | 作成日時:2020年5月4日 19時