検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:8,947 hit

7. ページ9

Aside




童「不幸な信者を幸せにする。救うのが俺の役目だからね」



そう笑う童磨の目は混濁したように不透明に濁って見えた。

…勘付かれたか?
いや…まだ分からない。鬼だとしても童磨は変わっているところがあるので、ただの気紛れなのかもしれない。

…目を付けられたらきっとまずい。
戦う日まで大人しくして居なければ。




童「…あれ?もう戻っちゃうの?

…はは、もう少し此処に居て良いんだよ?
Aは俺のお気に入り…なんだから!」

A「あっ、いやその…

あの、上手くお話が出来る自信が無いので私はこれにて失礼します。貴重なお時間をありがとうございました。」


頭を下げ、他の信者がいる広間へ向かった。

あれ以上話を続けているのはあまり良くない。
あいつは話が上手い。


太刀打ち出来る自信が無いので、丁寧に断りこちらへ逃げたという訳なのだ。

他の鬼とは比べ物にならないくらい強い邪気を感じる。直接肌に刺さるような形容し辛い禍々しさだ。

……それだけ強い鬼なのだろう。

虹色の瞳の奥は不透明に毒々しく濁っている。






鬼殺隊の本部から送られてくる文を待ちながら、戦いへ向けてどうか気を緩めないように自分で自分に言い聞かせる事にした。





8.→←6.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 童磨
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雰囲気ピーマン!(プロフ) - 続きすんごい気になります…更新頑張ってください! (2020年3月12日 6時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小鳥遊未來 | 作成日時:2020年3月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。