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無事ナイトイレブンカレッジの入学式に臨むことができた。
闇の鏡によると、私の所属はオクタヴィネル寮らしい。
騒がしい入学式が終わり、寮長に率いられてやってきたのはオクタヴィネル寮のラウンジ。
海の中にあるという特殊なこの寮の幻想的な雰囲気に、私は目を奪われた。
まるで海底にある水族館みたい。
うっとりしている矢先、寮長と名乗る銀髪の男と、その脇に控える長身の男二人が寮生の前へとやってきた。
｢オクタヴィネル寮へようこそ、新入生の皆さん。
私は寮長のアズール・アーシェングロットです。
この度はナイトイレブンカレッジの入学及びオクタヴィネル寮への配属、誠におめでとうございます。
今この場にいるあなた方は本当にラッキーだ。
寮長である私が、決して皆さんを退屈させません。
他寮生よりも遥かに充実した学生生活を、保証致しますよ。｣
そう自信満々で語るアズールと名乗る男。
上品だけどちょっと胡散臭い、というのが第一印象。
｢こちらは、副寮長を務めるジェイド・リーチとフロイド・リーチです。｣
アズールに挨拶を促され、両脇に佇んだ双子らしき男らが一歩前へ出た。
｢皆さんが充実した生活を送れるよう、一生懸命サポートしていきますので、よろしくお願いします。｣
｢ルール違反する悪い子ちゃんは、問答無用で絞めるからそのつもりで。
よろしく〜。｣
ジェイドと名乗った人は一見優しそうなジェントルマンに見えるけど、目が若干笑ってなかった。
フロイドと名乗った垂れ目の人は論外。
…怖いなぁ、うちの副寮長。
悪目立ちするのは避けよう。
寮長と副寮長の紹介が終わり、私達はそれぞれの部屋へ戻ることとなった。
ラウンジから出ようとした時、後ろから声をかけられた。
｢そこの新入生さん。｣
心臓が大きく跳ねた。
恐る恐る振り返ると、後ろには私を見下ろす副寮長の姿。
｢な、ななんでしょう？｣
もしかして、女だとバレた？
いやでも、私は変身薬を飲んで体は男そのものだ。
一人で気を揉んでいると、副寮長は私の白いハンカチを差し出した。
｢これ、落としましたよ。｣
｢あ、あぁ。すいません、ありがとうございます。｣
ん？
全然ハンカチを離してくれない…。
私が力を入れてもハンカチはビクとも動かない。
もしかしなくても
…わざと？
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ランカスター(プロフ) - レオンさん» コメントありがとうございます！！お気に召していただけたようで何よりでございます♪ ジェイドのみ副寮長、ご指摘の通りですね！見直してみて気づきました…。ガバガバで申し訳ないです 笑 コメント下さり本当にありがとうございます！ (2021年1月4日 10時) (
レス) id: d91d53123f (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - すごく内容好きです....!!!!!ｳｯ...！！オクタの副寮長はジェイドのみだと思います...！ (2021年1月3日 8時) (レス) id: 8a19b2b241 (このIDを非表示/違反報告)
ランカスター(プロフ) - mitoさん» コメントありがとうございます！！ジェイド最推しの方にお褒めいただいて嬉しいです♪書いてて自信が持てますし、とっても励みなります！どうぞ、最後までお付き合い下さいね！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: d91d53123f (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2021年1月2日 21時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - ジェイド先輩が最推しなので最高です！大好きです！愛してます！！更新あ (2021年1月2日 21時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランカスター | 作成日時：2020年12月16日 15時
