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「Aーーー!!!おはよ!!」





「おはよう、のんちゃん。」









のんちゃんは、朝練帰りなのか肌にうっすら汗が滲んでる。とても健康的な活発少女だ。それに美人…









「A〜、めっっちゃ暑いのに何で今日もニーハイ?タイツ?はいて、長袖なのさ?!しかも、上までボタン留めてるし!マジありえんし!」









いつ半袖通すの〜?とのんちゃんは私の机え突っ伏した。私は汗をかくタイプでは無い。でも、普段は半袖を着ていたいし、なんならスカート短くして足も出したい。









「日焼け防止。」

「きゃー、女子力高い!」

「ふふ、」








くだらないお喋りをお互い交わしている中ふと、のんちゃんは私にこう尋ねてきた。








「ねぇ、A〜、今日暇?」

「ごめん、今日も塾。」

「そっか〜じゃあ、暇な日出来たら教えてよ。」

「うん。」





うそ。本当は今日塾の日じゃない。嘘ついてごめん、のんちゃん。うそなの。全部嘘。






あっとゆう間に時間はすぎ放課後になると、ゾロゾロと生徒たちが帰って行った。のんちゃんは別の子達と仲良さげに帰って行く様子が見られた。多分のんちゃんは私の事気にかけてくれてるんだよね。いつも一人でいるからかな。付き合い悪いのに何で仲良くしてくれるのか。分からない。









教室を出るとある人物が私を待ってくれていた。









「帰んぞA」

「うん、お待たせココ君。」

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作者名:麦の丸。 | 作成日時:2021年8月25日 23時

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