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『はァっ!!!!』
バシッ
『いっ……』
「力が弱いっ!」
『っはい!お父上!』
今は竹刀で父上とお稽古中だ。遠慮なく私の体を痛めつけて来る。痛くて痛くて堪らない。
でも泣いたら頬を引っ張叩かれるから我慢する。
しなければ信頼も期待も無と化す。
私の居場所はここしか無いのだから。それだけは御免こうむる。
「終いだ。」
『はぁ、はぁ……あ、ありがとうございました。』
ゼーゼーと呼吸が乱れて肺が苦しくなる。所詮小娘の体力には限度があると言うことである。
「A、近頃金も取らず私塾を開く物が居ると言う噂がある。言わずとも承知しているだろうが、呉々も関わってくれるなよ。」
『は、はい。』
塾……?
座学が終わった事で私は早々に神社に足を運ぶ。
弟の安否を祈る為。
神社には登りの階段があり、Aは少しばかり顔を顰める。決して多くはない段数だが若干5歳のAからすると見上げるほどの段数。
1歩1歩着実に進む足はただひたすらに前を向く。
『よし!着いた…』
思うより早く着いた。と独り言を漏らす
そして
面を上げると銀時程の年齢の少年が1人居た。
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麦の丸。(プロフ) - あずきぱふぇ@狂愛さん» 初コメントありがとうございます。遅筆で乱文と、読みにくいこと極まりないないと思いますが!!オチはそうですね。これからの展開に任せましょう(投げやり) (2021年3月17日 22時) (レス) id: aff5a0e4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あずきぱふぇ@狂愛 - 私はオチ銀ちゃんが良いでs((誰もてめェの意見は聞いてねェよ (2021年3月12日 17時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麦の丸。 | 作成日時:2020年12月30日 23時