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ソイツは松陽の胸で泣き散らかした挙句、ぐっすりと眠ってしまった。
松陽がソイツの脇を持ち上げ抱っこすると
俺に言ってきた。
「不思議なものですね。」
「何がだよ。」
「小さい子は泣いたら何事も無かった様にぐっすりと眠りに着く事ですよ。」
可愛いものですとクスクス笑う松陽はなんかムカつく。
安心しきって松陽の胸の中で丸まったソイツの顔を見ると少しばかり妬ましい感情が芽生える。
松陽の癖に……
「(ムカつく…………)」
かァーかァーとカラスは鳴く。
『(……夕方……？)』
目を細く開けると見知らぬ天井。私は松陽と言う人の前で泣き散らかした挙句寝てしまったのか……
何という失態だろうか。初対面で……
「お、やっと起きやがったか。てめぇのブッサイクな面は見飽きてたとこだ。」
『なっ！……貴方って本当失礼な人ね。』
泣かしてきたのは貴方じゃない。と毒を指すと勝手に泣いたんだろと返答される。
『ともかく、会ったばかりの私をここに連れてきてくれて、ありがとう。』
「礼なら松陽に言え。」
そう言い放ち銀時は戸を開けて去っていった。
「(そろそろ帰らないと。松陽にお礼言ってから帰ろう。)」
体を起こし廊下を進んで行くと丁度その人はいた。
「おや。もう大丈夫なんですか？」
『は、はい。私、本当ごめんなさい。』
「良いんですよ。元はと言えば銀時が煽るのが悪いんですから。
もう日も暮れます。早くお帰りなさい。」
『は、はい！大変なご無礼をお掛けしてごめんなさい！』
私はそう言うと早々に夜凪家に帰った。
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麦の丸。(プロフ) - あずきぱふぇ@狂愛さん» 初コメントありがとうございます。遅筆で乱文と、読みにくいこと極まりないないと思いますが！！オチはそうですね。これからの展開に任せましょう(投げやり) (2021年3月17日 22時) (
レス) id: aff5a0e4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あずきぱふぇ@狂愛 - 私はオチ銀ちゃんが良いでs((誰もてめェの意見は聞いてねェよ (2021年3月12日 17時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦の丸。 | 作成日時：2020年12月30日 23時
