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父に期待されている事は2つ。
強くなって家を引っ張るか、子供を産むかだ。
私にとっての父上の価値感はそんな物で、半分男として育てられた。
髪を切れと急かされ、着物なんかも質素で柄がないものだった。
道場で竹刀を持たされ毎日毎日素振りの稽古。
戸から見える庭の向こうの柵からは楽しそう手まりを着く可愛い女の子達。
『羨ましい……』
「A!!手が止まっている!」
『は、はい!申し訳ございません!お父上!』
朝から昼までお手合わせと、素振りをした後勉学や座学、作法について教わる。
作法は唯一女としての扱いを受けるから好きだけど
勉強は苦手だ。字も中々分からない。
勉強も、武道も毎日やっても相変わらず体力は無いし力も劣るし……覚えきれないし…
『(私ってどうしてこんなに不憫なのかなぁ……)』
そして、昼を過ぎ2時頃になるとやっと外出を許して貰える。
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麦の丸。(プロフ) - あずきぱふぇ@狂愛さん» 初コメントありがとうございます。遅筆で乱文と、読みにくいこと極まりないないと思いますが!!オチはそうですね。これからの展開に任せましょう(投げやり) (2021年3月17日 22時) (レス) id: aff5a0e4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あずきぱふぇ@狂愛 - 私はオチ銀ちゃんが良いでs((誰もてめェの意見は聞いてねェよ (2021年3月12日 17時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麦の丸。 | 作成日時:2020年12月30日 23時