いつから? ページ10
いつもの道をぶらぶらと歩いていると、甘味処で団子を頬張る女を見つけた。
銀時「過保護な人に怒られるんじゃねぇの?」
隣に腰掛けそういうと、驚く素ぶりも見せずにまだ食べかけの団子を皿の上に乗せこっちを見た
『ん〜そうね』
なんて困ったように笑いながら。
大人っぽい笑い方なんてできなかったはずなのに、いつどこで覚えたのか、、、
昔の感情がまた蘇ってきそうだ。
何を話したらいいのか…変に考えすぎて喋れなくなって口を噤んだ俺を気にすることなく、また団子を食べはじめたそいつ。
すると聞こえてきた呑気な喋り方の野郎
沖田「あれれ〜Aさんと旦那じゃないですかぃ」
『あら総悟くん』
沖田「どうも〜」
銀時「え、なに?二人知り合いなの?いつから?」
沖田「まぁまぁ、俺とAさんのなかですから」
銀時「いや全然わかんないけど」
沖田「で?お二人は?」
銀時「あ〜、、別にただの昔馴染みってだけだよ」
どこか濁したような言い方に沖田はストレートにぶつける。
沖田「安心してくだせぇ別に最初から旦那の女だなんて一ミリも思ってませんよ」
銀時「分かってるわ!!」
そんな二人のやりとりを団子を頬張るのをやめて面白そうに眺めるA
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作者名:ゆんゆん | 作成日時:2018年9月23日 10時