ラスボス系女子は人質に向いてない：4【3年A組】

第153話 解析完了 ページ18

西「くっそ…ここにアクセス出来れば……」




教室に再び戻って来た私達はパソコンと何度もにらめっこをしていた。

するとあるサイトを見つけ、ここにアクセスできれば解析出来るのだが、あいにくアクセスするパスワードはぶっきーしかしらない。



そのぶっきーはこれから武智と1対1でも直接対決するようです聞けない。






石「颯真…颯真まだかよ!!」

西「今やってるから!!!」




8時が近づき、皆から焦りが見て取れる。









貴「あ…」



不意に何ヶ月か前のことを思い出す。


小宮山の兄の趣味であったハッキング。

その方法を大まかに教えてもらったことがある。



ほぼ聞いてなかったけど思い出しながらやれば何とかなるかも…







貴「ナイス小宮山!!ちょっとパソコン貸して!!」

小「私なんかしたっけ…」

貴「存在してるだけでナイス」

小「推しが可愛すぎて辛い」

諏「は？私の推しだし」

水「ちょっと待ってよ…私の推しだよ？」






なんか後ろで騒いでるけどこれまたスルーしまーす。








小宮山の兄の話を必死に思い出しながらキーボードに当てはまる数字を打ち込む。



これがあっていれば……。








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西「開いた…!!」



マジ小宮山ナイス





アクセス出来たサイトに動画を読み込み、解析していく。




1番の証拠になるのは顔が写っていることだ。

それを探し出せれば…。






甲「その男が出てくる時上に鏡あったよな」

里「そこに顔が写っていれば·…」




まじうちのクラス頭脳戦得意かよ。

みんな頭良すぎてかって。







言われた通り男が出てくる時を拡大し、画素数を上げていく。



するとそこに居たのは…、







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貴「見つけた…」




黒いキャップを被った武智だった。

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