第2話 遅刻 ページ3
貴「セーフ!!!…え、これセーフ？アウト寄りのセーフ？」
諏「どう見てもアウト寄りのアウトでしょ…」
諏訪ちゃんのその言葉を聞いて全身の血がスーッと引く。
時計の方に見をやると2つの針は8時32分を指していて、アウト寄りのアウトだということが一目瞭然だった。
時計の次に恐る恐るぶっきーに目をやると、ぶっきーは「遅刻だね」と言って笑った。
貴「ぶっきー違うの、聞いて!!!ちゃんと目覚ましかけたんだよ!?でも起きれなかっただけなの!!!」
里「いやそれ言い訳になってねぇよ」
あーだこーだよく分からない言い訳をグダグダ並べていると先程まで後ろにいたはずの甲斐達が入ってきた。
貴「さっき一緒にいなかったっけ？」
甲「お前が俺らのこと置いてったんだろ」
石「いや〜間に合った間に合った」
柊「間に合ってない、お前らも渡辺も遅刻だよ」
貴「ぶっきーごめん本気でスライディング土下座するから怒らないで」
今日こそぶっきーの雷が落ちる…。
と怯えていたのだがぶっきーは「怒らないから席ついて」と呆れたように言うだけだった。
…本気で殺されるかと思った…。
ぶっきーが心の底から優しくてよかったよ。
安堵の表情を浮かべ席に着く私とは裏腹に須永が「少しくらい大目に見ろよ」とぶっきーをドアの方に蹴る。
貴「ちょ、ぶっきー大丈夫？」
柊「うん、大丈夫」
ぶっきーは蹴られた反動で少しふらついたが特にダメージは受けていないようで。
まぁ、いつも通りの朝だ。
いつもと少し違うのはぶっきーが蹴られた時にドアの鍵を閉めたことくらいだ。
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虚無子(プロフ) - 愉快さん» コメントありがとうございます!!すみません、甲斐くん推しでもあり里見くん推しでもあるので…。これからもっと甲斐くんのカッコいいシーン書くので楽しみにしててください!!! (2019年2月17日 15時) (
レス) id: c49ba74712 (このIDを非表示/違反報告)
愉快 - すまんよ里見くぅん……守るってかっこいいけど甲斐くんにしてもらいたかっt(( めちゃくちゃ面白いです！まだ続きはあるからニコニコしながらよもう(⌒∀⌒)ﾆｺﾆｺ (2019年2月17日 0時) (レス) id: 4bf9ca60f2 (このIDを非表示/違反報告)
虚無子(プロフ) - momoko31basukemさん» コメントありがとうございます!これからもどんどん吹いてください!!! (2019年2月16日 23時) (レス) id: c49ba74712 (このIDを非表示/違反報告)
虚無子(プロフ) - ライムさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!!! (2019年2月16日 23時) (レス) id: c49ba74712 (このIDを非表示/違反報告)
momoko31basukem(プロフ) - ごめんなさい。誰かピアノ弾いてんので吹きました。 (2019年2月16日 21時) (レス) id: 35ffdb5014 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚無子 | 作成日時：2019年2月5日 18時
